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学部・研究科レポート

2017.09.09

ソーシャルファーム研修実施報告

現代文化学部 狐塚賢一郎教授

 5月13日(土)午前中、駿河台大学近隣の飯能市落合にある「ぬくもり福祉会たんぽぽ」(以下「たんぽぽ」)において、今年度第1回目のソーシャルファーム研修が行われました。
 初回ということで、「たんぽぽ」講義室にて、ソーシャルファーム概要やたんぽぽの歴史について、NPO法人ぬくもり福祉会たんぽぽの桑山和子会長から講義を1時間ほどしていただきました。
 その後、たんぽぽの3施設(ショートステイ、ディサービス、グループホーム)にわかれての業務体験を行いました。桑山会長はじめ「たんぽぽ」の皆さん、ありがとうございました。
 実施内容について、出席した学生のレポートを掲載します。


現代文化学部 安里大蘭

 今回、ソーシャルファーム研修の初の実習に参加した。今回の実習では畑仕事などの体験を行う予定だったが、あいにくの雨になってしまい畑仕事を体験することはできなかった。その代わりに、この授業に協力してくださっている「ぬくもり福祉会たんぽぽ」で施設や事業所の概要、普段はどのような活動・取り組みをしているのかということを詳しく聞くことができた。まず、たんぽぽの30年の歴史について、設立当初は金銭面・人手不足などで困難なことがたくさんあったが、現在では大きく成長しさまざまなサービスをすることができるようになり、人材でも私たちの先輩で駿河台大学卒業生の2人が働いていることを知った。また、介護予防のほうに力を入れており、私は介護も予防ができるということを初めて知った。
 3つの介護施設の見学も行ったが、介護施設に行って驚いたことは施設の充実ぶりである。グループホームとして、泊まり込みで介護をしているところもあれば、ディサービスでは日中の間にたんぽぽに来てみんなと会話をしたり、少し頭を使った脳トレをしたり、書道をやったりしていた。その書道を教えていた先生は勤務している人ではなく、実はボランティアの方だったと知り本当に驚いた。そして、老人になってもしっかりと歩いたり、階段を上ったりと基本的な運動が自分一人でできるようにリハビリができるところや、トレーニンググッズ、バイクなどもあり本当に何でも揃っているなというのが印象的だった。
 年齢が90歳以上の方も多かった。あんなに楽しそうに会話をし、元気にいろいろなことをしていて本当にすごいと思った。

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