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学部・研究科レポート

2017.07.05

観光コミュニケーション論~東京・江戸城巡検~

現代文化学部 天野宏司 教授

 現代文化学部では、2017年度から新しいカリキュラムを進行させています。その目玉のひとつが「留学生のケアに力を入れること」で、具体的には、1・2年生用に4つの授業を留学生用として開講しています。その中のひとつに「観光コミュニケーション論」という授業があり、この授業は大学に入ってきたばかりの1年生を連れ東京駅~皇居~江戸城へと巡検をしてきました。去る6月10日(土)は、梅雨に入ったというのに晴天かつ気温が30度を超えた1日でしたが、その実施記です。

 まずは、東京駅丸の内中央口に集合です。東京駅は、年によりますが日本で7~8番目に乗客数の多い駅です。3人の駅長が存在し、多くの路線が乗り入れる駅であることは既習です。集合時間前後も多くの人が行き交っていました。特に成田空港へ乗り入れるバスが発着するようになったこともあって、昔に比べると確実に外国人の姿が増えていると思います。丸の内中央口から中央線のホームまで上り、ゼロキロポストを見て、ここが中央本線(~名古屋)スタート地点だと言うことを学びます。とはいえ、本当の中央本線のスタート地点は現在神田駅に設定されていますので、このゼロキロポストは偽物なんですが、東京駅にないと何と無く締まりませんね。

 ついで、丸の内南口から改札外に出てドームを見学。外から東京駅舎を眺め、皇族専用の入り口から行幸通りが皇居まで続いていることを説明され、東京中央郵便局跡地に建てられたKITTEの展望台から東京駅を眺め、何種類もの新幹線が出入りしている様子を見学しました。その後、皇居・二重橋から東御苑・大手門にまわり、江戸城を見学しました。


現代文化学部1年 WANG WENTAO(王 文稻)

 6月10日(土)午前10:00に東京駅に集合しました。東京駅は1914年12月18日に完成し、同時に「東京駅」と命名されました。また、全国の新幹線網における最大の拠点となっています。また、東海道本線や東北本線など主要幹線の起点駅でもあります。
 建設当時はまだ皇居の正面に設定され、丸の内口の中央に皇室専用貴賓出入口が造られたことからわかるように、国家の象徴的な位置付けでした。なお、現在の行幸通りはまだ皇居前広場まで開通していませんでした。

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 東京駅から歩いて20分ぐらい、江戸城に着きました。江戸城は昭和23年(1948年) 皇居と改称されました。私たちが行くところは皇居附属庭園としての東御苑です。東御苑は、天皇皇后両陛下のお住まいになっている皇居の一角(東側地区)にある皇居附属庭園です。

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 江戸城の天守台は、園内一番北側に位置しています。明暦3年(1657)の火災で焼け落ち、これが現在残る天守台ですが、現在、東西約41m、南北約45m、高さ11mの石積みが残っています。

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 最後は園内で得た記念スタンプです。以上、今回の東京駅~江戸城巡検でした。

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