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学部・研究科レポート

2017.05.08

フィールド・スタディ科目始動!!

 フィールド・スタディ科目は2年次生が現代文化学部で学ぶにあたって基礎となる重要な科目「コース共通科目群」の2つのカテゴリーのひとつに位置付けられ、学びの場を広く学外に求めた体験重視型の科目のひとつです。現代文化学部の目玉科目として、今年で4年目を迎えました。全部で12科目が設定されており、その中から1つを選択することになっている必修科目です。

 そのフィールド・スタディ科目の中の1つ、「フィールド・トリップIIB」の第1回目が4月23日(日)に行われましたのでご紹介します。

フィールドトリップIIB実施報告1

現代文化学部 小林奈穂美准教授

 この科目のテーマは「日本の身近な異国へミニタイムトリップ "国際感覚を養おう"」です。全6回の巡検が予定されています。
 その第1回目が4月23日(日)に行われました。テーマは「羽田空港の役割とはなにか」です。参加者は13名でした。羽田空港国内線第1ターミナル地下1階の太陽の塔に集合し、羽田空港国際線ターミナル5階のお祭り広場での解散まで、設定された時間に移動し、様々な課題に取り組みながら、空港の役割りや国内線と国際線の違いを体得し、理解を深めてもらいました。国内線から国際線の移動は、無料のシャトルバスが運行されていますが、それに気付かず電車で移動した学生もいました。集合時間に遅刻する学生はいませんでしたが、アンテナを張って行動することの大切さを痛感したようです。今年も大田・品川まちめぐりガイドの会の皆さまにもご協力いただき、地元大田区への想いや景観の変遷など、普段では知りえない貴重な話を聞くことができました。

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 「今回のフィールドトリップを通してどんなことを学びましたか」という課題に対し、学生たちが書いたレポートを紹介します。


観光ホスピタリティコース2年 柚崎 健佑

 私が学んだことは、空港はたくさんの思いやりが詰まった場所であるということだ。なぜなら、所々に集合場所になる塔が設置してあったり、1、2時間では回り切れないほどのショッピングエリアやレストラン街があるなど、退屈させない取り組みが施されているからである。国際線ターミナルでは、海外から来た人が日本に入る最初の場所として、日本の魅力を外国人観光客に伝えるために、日本橋や江戸の町を再現したことはとても良いことだと思った。

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スポーツ文化コース3年 葛西 優里

 今回、フィールドトリップの授業を受けたことで、知らない情報を聞いたり、見たりすることができた。例えば、空港内のエスカレーターには、柱がついている。これは、カートを乗せないためであるが、空港を移動手段として利用するだけでは、気が付くことができなかったと思う。空港での仕事に興味があったため、様々な仕事と役割があることを知ることができて良かった。インフォメーションカウンターで、海外旅行客と話しをしているのを見て、そこで日本の良さを伝えることも仕事としてとても良いと思った。旅行へ行く人や、来る人たちのお手伝いをする空港の仕事に益々興味を持つことができた。また、海外の方とコミュニケーションをとり、日本の良さを伝えられたら、仕事にやりがいを感じられそうだと思った。

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スポーツ文化コース2年 外間 賢吾

 私が羽田空港に行って学んだことは、まず国内線には色々なショップや施設があることを知りました。様々なニーズに応えるように、エアポートバーバーやプラネタリウムなど、お客様が喜ぶための努力をしているように感じました。国際線には、介護犬のトイレや免税店など、海外の観光客に使い勝手が良い施設になっていると感じました。店舗などにもヒノキや瓦を使った外装など、外国人が常に日本を感じられるようになっていて、5階には"はねだ日本橋"という面白い場所もあり、子どもにも楽しめる施設になっていました。次回利用する機会があれば、今回知ったところなども利用してみたいと思いました。

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