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私の故郷 春節(旧正月)について

2017/03/14コラム

現代文化学部 小林奈穂美准教授

 この春卒業する4年次生が一時帰国し、春節についてのレポートが届きましたので紹介します。

私の春節(旧正月)

中国 黒龍江省牡丹江出身 現代文化学部4年 王麗茹

20170309gendaibunka_01.jpg 家族みんなが集まり、団欒で年夜飯(夕食)を食べたり、おとし玉を配ったり、寝ないで新年を迎えるのが正月ですが、近年はご飯の後自由に時間を使うようになりました。私にとって春節は重要な祝日なので、どんなに遠くにいても実家に帰って家族と一緒に過ごします。今年も帰ったら家族や親戚、友達との飲み会はほぼ毎日のことでした。

 私の故郷は中国の最も北部で、四季がはっきりしていて、特に冬は一番美しい季節です。氷祭りや雪祭りも有名で、ちょっと町から離れたところで観光地「雪郷」があります。大勢の観光客が遊びに来るので、雪を観光資源として地域振興をしています。日本で観光による地域振興の例を沢山見ましたが、私の故郷でも遅ればせながらそのような意識を持ち始めました。

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 この春節休みのおかげで全国の観光客が雪郷にやってきて、その数も年々増えています。雪国の観光事業は冬に限定されるので、これからもっと宣伝に力を入れて知名度を上げ、多くの観光客を招くことに力を入れてほしいと思います。

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 春節は、普段都会で働いている人も皆、長い休みを取って実家に帰り、会う機会をお互いに作る。会って食事をしたり麻雀をしたりして楽しむものです。麻雀ができないと、友達とは遊べないというほど、共通の遊びなのです。

 春節の料理と言ったら、まず水餃子が定番です。また、最近はいろいろな変わり種の餃子があります。例えば、白菜の形・色の餃子や、セロリや人参の汁を混ぜた皮で作った緑色、オレンジ色の餃子など、味だけではなく、餃子の色や形も楽しむことができます。春節期間は、肉料理と魚料理も必ず食べます。近年、春節時期にレストランで食事をする家庭も増えましたが、私の実家は伝統的な家庭里料理で親戚や友人達を招待しています。来客が十数人の時もあるので、正直大変ですし片付けにも時間かかりますが、母は家庭の味で皆をもてなします。やはり家庭での雰囲気はレストランでは出せないと思います。

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 春節を中国で過ごすために一生懸命アルバイトをしてお金を貯め、帰国の5カ月も前からチケットを予約します。何故、春節をこんなに重視するかというと、私の帰りを楽しみにしている大事な家族や友達と会うためです。そして、お互いに大事に思っている気持ちを直接的に伝えるためです。これからも家族や友達を大事にしたいと思います。



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