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学部・研究科レポート

2017.09.21

エコツーリズム実践I 実施報告

現代文化学部 平井純子教授

 現代文化学部では、積極的にアウトキャンパススタディに取り組んでいます。その一つ、「エコツーリズム実践I」の授業が行われましたので報告します。
 エコツーリズムとは、「自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた」(環境省HPより)です。大学のある飯能市はこのエコツーリズムを推進しており、全国のトップランナーでもあります。学生たちはこの授業で、実際に東吾野や名栗、入間川、岩沢の各地区に出て、エコツーリズムの概念に基づいたエコツアーに参加しました。学生たちのコメントを紹介します。


 今回、この授業を受けたことにより、飯能やエコツーリズムを行っている方々のことを、楽しみながら感じ、考えることができた。地元の人が地元のことを案内して私たちに伝えてくれた。たとえ寒くても危険でも何度も下見をして、ゲストである私たちに楽しんでもらえるようにしているのがとても伝わってきて感動した。これからもできればエコツーリズムに関わってみたいと感じた。(現代文化学部2年 中武泰雅)

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東吾野地区にある天然岩のクライミングスポットで指導を受ける

 この授業を振り返って、自然をとにかく満喫できました。一番いいな、と思ったことは現実から離れてとにかく飯能の自然を駆使した体験をしたことです。案内をしてくれた方々も皆さん地元の方で、何か、新鮮さがありました。ツアー中に食べたものも新鮮な地元のものでありがたみが倍増しました。飯能以外のエコツアーも参加してみたくなりました。(現代文化学部3年 山本壮登)

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入間川で生き物探しをする学生たち

 今回は飯能市のエコツーということで、私たちに馴染みのある場所にもたくさんの問題があり、それらを解決するために、たくさんの方がいろいろと考えてくれていることがわかりました。その中でも古民家再生や地域活性化の取り組みには、デメリットの印象を抱いていたけれど、エコツアーに参加してみて、たくさんの良い部分を発見することができたので、メリットをもっと多くの人に認知してもらえれば、地方創生にもつながるのではないかと思いました。(現代文化学部3年 金子拓海)

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自然素材を使って、隠れ家づくり

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古民家で薪割りをしたり、エコストーブで料理をしたり

 今回の授業を行うにあたり、ご協力いただきました、虎秀やまめクラブの皆さま、入間漁協の皆さま、里山こらぼの皆さま、飯能市観光・エコツーリズム推進課の皆さま、どうもありがとうございました!

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