お知らせ

学部DAY実施報告その3

2017/02/27学部行事

 11月22日(水)は、全学的に学部DAYという特別授業が実施されました。学部DAYとは、通常の授業の枠組みではできない学びを経験してもらうために、学部ごとにさまざまな取組をするための日として、毎年実施されています。
 現代文化学部では、"キャリア"をキーワードとして各学年に分かれて、実施しました。今回は2年次生対象の学内プログラムについて報告いたします。

『はたかち』カードを使った自己理解~他者を知り自分を知る~

現代文化学部 飯田悠佳子講師

 当日は、2年次生を対象に131名が参加して行われました。講師にお招きした作田 稔氏は、『はたかち』カードを開発した、NPO法人日本キャリア・カウンセリング研究会の理事でいらっしゃいます。同研究会からファシリテーターとして、堤氏にもお手伝いいただきました。

 授業の主な内容は、キャリア開発や働く上での価値観を探るために開発された『はたかち』カードを使い、個人ワークやグループワークを通じて、自分や他者の中にある価値観への"気づき"を得ていく、というものです。

 この『はたかち』カードは20枚あり、それぞれに働く環境や状況、働く上での価値観や目的などが書かれています(「メンバーをまとめて一人では達成できない成果を挙げていきたい」、「人や社会に貢献する分野で専門性を深めたい」、「仕事以外にも充実した時間を過ごしたい」など)。学生はその中から、自分が働く上で大切にしたいことが書かれたカードを選ぶことで自己理解を深め、そしてそれを言葉にして共有することで、他者の価値観やその違いなどについて様々な"気づき"を得ることができたようです。

 以下は、参加学生から寄せられた感想です。
 ・私はもちろん「安定」にも惹かれますし、望みますが、いくら安定していても、自分が納得して行えない事であれば、ある程度のリスクにも挑戦しようとする気持ちは生まれないのだと思いました。(現代文化学部2年 高橋亮磨)

 ・自分が働く上で何を意識しているかがわかった。(中略)自分の気持ちは、人に話すと頭の中で整理できることがわかった。(現代文化学部2年 籾山潤)

 ・<選んだカードからわかったこととして>仕事第一で自分の生きがいを見つけようとしていて、自分の感性や意見が通るような環境で働きたいと考えている。私は安定・プライベートは大切に思っていなかったが、周りはプライベート・安定・休みを大切にしていて、驚いた。(現代文化学部2年 鈴木菜沙)

 ・<グループで話し合ったことで>同じカードでも理由が異なり、自分と他者の考えは様々だと思った。<これからの学生生活で>自分の考えと他者の考えを取り入れて物事を考えるようにしたい。自分が何を求めるのかが理解できたので、行動に移していきたい。(現代文化学部2年 土橋達也)

 また、このプログラムでは座席が指定されており、必ずしもいつも一緒にいる仲間同士で近くに座ることができません。初対面やあまり話したことのない人と「自分の価値観を語る」ということで、学生達は普段より緊張した面持ちで、最初の方は会話も少しぎこちない様子でしたが、講師の方々の進行に導かれ、少しずつ雰囲気も和らぎ、議論も活発になっていきました。ワークのテーマも複数設定されており、「駿河台大学の好きなところ、誇りに思うところ」という、思いつきやすく気軽に言葉にしやすいものから始まり、「自分の大切にしていること/苦手に思っていること」、「働く上で大切にしたいこと」、「ドリーム(夢)」など、自分を客観視したり、言葉にする上で互いに信頼感を必要としたりするものへと少しずつ難易度が上がっていくように工夫されていました。

 このような、他者に、あらためて自分自身のことを自分の言葉で「語り」、また相手の言葉を「聴き」、そしてそれによってさらに自分のことを「知る」という経験は、これから卒業後のキャリアを選択し、ますます世界を拡げていく学生達にとってとても貴重な経験になったのではないかと感じた一日でした。

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