お知らせ

学部DAY実施報告その2

2017/02/06学部行事

 11月22日(火)は、全学的に学部DAYという特別授業が行われました。学部DAYとは、通常の授業の枠組みではできない学びを経験してもらうために、学部ごとにさまざまな取り組みをするための日として、毎年実施されています。
 現代文化学部では、"キャリア"をキーワードとして各学年に分かれて、実施しました。今回は3年次生対象の学内プログラムについて報告いたします。

『職業人インタビューの報告』をもとに仕事をすることの意味を考える

現代文化学部 小林奈穂美准教授

 この企画は、3年次生を対象として、87名が参加して行われました。講師は1年次生の「コミュニケーションアップ講座」でお世話になっている宮田祐子先生です。

 学生には夏休み前に課題が与えられていました。それは、すでに社会人として5年以上働いている、30~40代に個人でインタビューを行い、レポートにまとめるというものでした。その目的は「職業人へのインタビューを通して仕事をすることの意味を考えること」です。事前説明会を行い、インタビューに際して、アポイントの取り方や話し方のシナリオを使って丁寧に解説しました。

 学部DAY当日はその結果を発表するというものでした。午前の部は教室ではなく、講義棟1階のフリースペースを活用しました。普段あまり話す機会のない人同士で、1チーム5名ずつに分かれリーダーを決め、1回20分で各自が持ち寄ったレポートをもとに発表し合います。模造紙に気になったキーワードをみんなで書きながら意見を出し合います。リーダーだけ残り、他の4人は3回、他のテーブルに移動します。これはワールドカフェと言われる手法です。

 最初は戸惑っていた人も、慣れるに従って会話が弾むようになり、結果として自分の意見が気軽に言えたり、他人の意見に耳を傾けたりすることができるようになりました。

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 午後は教室に移動し、ペアになって午前中のワークの感想を言い合いました。学生と社会人、働く価値観の違いについて伝え合うことで、話す、聴くことの意味と仕組みを体感しました。そのあと、代表者16人に前に出てきてもらい「おでこシールワーク」を行いました。これは言葉を使わずに、互いのおでこのシールから同じだと思うグループをつくるというワークで、社会の価値観の多様性について、見ている人にも価値観がさまざまであると伝わるワークです。

 最後にまとめとして、宮田先生からダイバーシティ化する社会で、多様な価値観を持つ人と共に働くために必要なコミュニケーションについて解説をしていただきました。

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 ここで「今日の特別授業で気づいたこと、学んだこと」について、学生のレポートを紹介いたします。

 ・職業人インタビューを用いて意見を出し合ったことにより、自分とは違った価値観に触れた。インタビューの内容を再度見つめ返し、何が大切であるか、自分が譲れないものとは何かを探していくことが来年の就活に繋がると感じた。(現代文化学部3年 栗原栞)

 ・今後大切にしたいことは、いろいろな人と関わって、自分とは異なる価値観の人の意見を聞くことだ。その中でたくさんのポイントを見つけて、自分を高めていきたい。(現代文化学部3年 笹川春香)

 ・今後、就職活動を始めるにあたって、自分の働く上での価値観を整理しておくことと、ゲームをした中で感じた伝える力、表現する力をもっとつけたいと思った。自分を表現する力は自分に自信をつけることに繋がるので、重視していきたい。(現代文化学部3年 石井望仁)

 ・おでこシールゲームは、他人のヒントをもとに自分のシールの色を認識してチームを作るというものだったが、これはゲームだけではなく社会に出てから生きていく上で、重要なことだと感じた。他人から指摘されたり評価されることで自分のことをより理解することができる。これが大切だと改めて実感した。(現代文化学部3年 米川仁明)

 ・人に伝えるということの難しさが改めてわかりました。他人の意見を1分間聞き、その意見を他の人に説明しようとすることは、自分の考えを伝えるのとは違い、少しずつ自分の意見と混ざってしまい、うまく伝えられませんでした。今後は、人の話を自分の中でうまくまとめ、伝えられるようにしたいと思います。(現代文化学部3年 大島幸人)

 ・今回感じたことは、昔からの考え方は変わってきていて、現代の文化に会った社会のルールがあると思った。今まででは考えられなかったことが受け入れられるなど、文化の多様化は良いものだと思った。物事を広い視野から見ることで、捉え方も変化する。それが就職活動においても重要なことだと思った。1つの概念にとらわれることなく、物事を見ることで今回の経験を活かしていきたいと思った。(現代文化学部3年 大橋飛人)



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