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フィールドトリップⅡB実施報告2「明治神宮から渋谷までを散策」

2017/06/23授業風景

 「国際観光都市TOKYO」。
 ほんの十数年程前には、こういったフレーズはあまり聞かれなかったと思います。東京は世界に冠たる大都市であっても、「観光」都市ではなかったからです。じつは、われわれ日本人があまり自信がなかったのです。東京の魅力、日本文化の魅力に対して。もしくは、知ってはいても、それを積極的に海外に発信することはありませんでした。
 それが東京オリンピックをひかえた2017年の今、急激に変わってきています。訪日外国人は年間2,000万をゆうにこえ、インバウンド(訪日観光)の観光産業は盛りあがり、日本政府は数年後には4,000万を目標にしています。
 日本の魅力、東京の都市空間の魅力とはなんなのでしょうか?それを探しに、今回のフィールドスタディは行ってきました。場所は原宿と渋谷。
 今回のキーワードは、トラディション(伝統)とモダン(現代)です。


現代文化学部3年 高橋 亮磨

 JR原宿駅の改札を出てすぐに竹下通りがあります。そこは、まさに「都会」といった空気が流れていました。私自身、東京の出身ですが、実際に竹下通りにいった事は数回しかなく、「都会」の空気感に圧倒されました。しかし、その竹下通りと反対側の明治神宮側は、空気が一変して、森のような神聖な空気感があり、「都会のオアシス」のように感じました。観光におすすめの理由の一つに、この都会の中でのギャップにあります。すぐ近くには、竹下通りをはじめとする表参道、渋谷と都内有数のおしゃれな街がありますが、そことは一変した静かさがありました。
 また、海外からの観光の方が非常に多く、目測でも6~7割は日本人以外の方のように感じるほどでした。村上先生に促されて、実際に海外からの観光客の方にインタビューをしました。なぜこの明治神宮を観光する一つに選んだのか聞くと、「日本の伝統的な歴史を感じられる場所で、文化の違いを感じたかった。また、旅行会社に紹介された」とおっしゃっていました。気が付いた点として、「とても綺麗、掃除が良くされている」とおっしゃっていました。このように、海外からの観光客が集まる理由としては、日本の歴史を感じられる場所であり、日本文化を表しているところなのだと感じました。

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現代文化学部2年 セン ダイセイ

 明治神宮は、初詣には日本一の参拝数を誇る神社である。自分は近代日本を築いた明治天皇に憧れるので、ずっとこの神社にお参りしたかった。周りは広い面積の森林が囲んでおり、境内は神々しい雰囲気がある。この緑が人工的に作られたことを知って、本当に驚いた。・・・背の高い樹が多いので周りのビルが見えず、本当に森にいるように感じる。参道の両端に歩道があり、歩きやすい配慮がされている。歩くときの小石がシャリシャリと立てる音に、心が洗われていくようである。
・・・ 明治神宮と渋谷界隈はおたがい近いのに、まったく違う雰囲気がしている。渋谷はにぎやかで、買い物と食事をする絶好な場所である。反対に明治神宮が静かで、緑が多く、一息つくのに最適なスポットである。異なる雰囲気を感じられることが、東京の魅力であると思う。外国の友人を連れて行けば、必ず喜ぶと思う。

20170623_gendai02.jpg明治神宮そばの竹下通り


現代文化学部2年 古田 康将

 原宿から渋谷までは歩いて1時間もかからずに行くことができます。渋谷で一番有名な場所とは、スクランブル交差点だそうです。あんなに歩行者がいるのにぶつからないのが不思議だとか。日本育ちで当たるなんてありえないと思ってる私にとってはその考えが不思議です。真ん中で記念撮影等する人もいるそうですが、気をつけてほしいと思います。やはり有名ということもあるので、足を運んでスクランブル交差点を体験するのもいいと思います。人ごみが苦手な人は少しつらいかもしれませんが。

20170623_gendai03.jpg渋谷のスクランブル交差点


 古田君、スクランブル交差点の魅力をほんとうに知りたければ、海外に長く住むとよいでしょう(笑)。高校生のみなさんもそうです。東京に行くこと、そして海外に行くこと、そして、また東京を見ること。そうすると、東京の魅力がよくわかるでしょう。

そこで重要なキーワードのひとつは、やはり、モダン(現代)とトラディション(伝統)なのです。

 現代文化学部の観光ホスピタリティコースでは、実際に旅に出て、旅の楽しさ(や大変さ)、そして地元・地域の魅力について学んでいます。



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