心理学部の卒業生の多くは民間会社に就職します。これはどこの大学でも同じです。ただ、心理学部で学んだ知識はいろんなところで役に立ちます。たとえばパーソナリティに関する知識は人事関係で生かせますし、動機づけに関する知識も社員のやる気を引き出す方法を考えるときに役に立つでしょう。また、調査や実験でのレポート作成は仕事でのプレゼンに生かせるでしょうし、アンケート作成の知識は消費者動向調査やマーケッティング調査などを考える際に生きてくるでしょう。統計を学びますので、データサイエンスの力も身につきます。つまり、人間の行動に関する勉強が心理学ですので、人間の行動に関するたくさんの問題に生かせるはずです。