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学部・研究科レポート

2026.05.04

大河ドラマ「豊臣兄弟!」ワンポイント解説・第17回

第17回は、元亀3年(1572)10月の甲斐武田信玄の徳川家領国への侵攻から、天正元年(1573)9月の浅井家滅亡までが扱われていました。その間、三方原合戦、信玄の死去、足利義昭の挙兵と京都からの追放、越前朝倉家の滅亡、そして浅井家の滅亡と、実に盛りだくさんの内容になっていました。
その関係から、オープニングまでもが省略されていました。これまで次回予告が省略されたことは何回かありましたが、オープニングの省略は初めてで、これには驚きました。それだけ内容が濃かった、カットできるシーンがそれ以上にはなかった、ということです。
内容が盛りだくさんの裏腹のこととして、時系列などに若干の事実との相違がみられていました。しかしそれはワザとです。ドラマの流れを優先させた結果です。そうだからこそ、足利義昭を護送する際の藤吉郎・小一郎兄弟と義昭の会話、そして何よりも浅井長政を解釈する市の場面が引き立ったといえるでしょう。とくに最後の展開は、私も驚きました。この回は、まさに内容に没頭して見入ってしまいますね。
最後のほうで、市と藤吉郎・小一郎兄弟の会話のシーン、ちょうどスタジオを見学していました。5分ほど、3人とも大泣きしているシーンでした。それを見守るスタジオ前室も、見入っていました。本番1回目から素晴らしい内容でしたが、チェックのあと、監督から「もう1回」の指示がでて、前室ではみんなビックリしていました。でも3人は、すぐに切り替えて2回目に向けて、気持ちを立て直していました。そこにプロのすごさを感じました。
実際に放送されたのが、1回目のものか2回目のものか私には区別がつきませんが、1シーン1シーン納得のいくまで撮影がおこなわれていることは間違いありません。だからこそ本作は見応えがあるのだと、あらためて感じています。
  • 小谷城のセットに飾られた浅井家の幟と陣幕です。

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