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- 1年次ゼミ合同授業「お茶の基礎知識」報告(その1)
学部・研究科レポート
経済経営学部の1年次ゼミでは、外部講師をお招きしお話しいただくという合同授業の企画を行っています。2025年12月11日(木)は、昨年度にひきつづき入間市博物館学芸員の小田部家秀様にお越しいただき、「お茶の基礎知識」についてうかがいました。お茶の生産から販売まで、さらにお茶の歴史や文化についてお話しいただき、学生たちにとってはさまざまな学びを得られる有意義な時間となりました。小田部様に心から感謝申し上げます。
合同授業「お茶の基礎知識」の様子
今回はお茶の生産に関連した学生たちのコメントをご紹介します。
- 特に印象的だったのは、「狭山火入れ」と呼ばれる独自の製法である。茶葉の香りとコクを最大限に引き出すため、職人が微妙な火加減を調整しながら仕上げるという話から、お茶づくりが高度な技術に支えられていることを深く実感した。また、気候条件が決して有利とは言えない埼玉で、品質を高めるために生産者が改良を重ねてきた歴史にも強い興味を覚えた。
- 地元の狭山茶についても、大規模な産地に負けないよう、栽培から販売まで一貫して農家が行うという独自のシステムがあることを学びました。鎌倉時代から続く歴史があることも知り、地域の特産品としての価値を改めて実感しました。
- 茶畑に設置されている扇風機の役割についての説明は興味深かった。扇風機は霜から新芽を守るためのものであり、自然条件と向き合いながら工夫を重ねてきた生産者の努力を感じた。
- 現代のお茶の作り方では、お茶を作るときには時間が命で、収穫したその日の内に加工しきらなければ、鮮度が落ちてしまい、お茶の本来のおいしさが失われてしまうという事を聞いて、身近なお茶にもおいしさを保つための工夫が多くなされているという事がわかり、機械化によってどれほど作業が変化したのかを調査してみたいとも思った。
- 埼玉県内で抹茶を製造する機械がひとつしかないという現状に驚きました。
- 狭山茶の名前の由来が地名だけでなく、茶畑が広がる景観や生産者の思いと結びついている点も面白かった。歴史を聞くことで、普段何気なく飲んでいるお茶に対して少し特別な感情が芽生えた気がする。この講義をきっかけに、地域の伝統産業や農業についてもっと興味を持ちたいと思ったし、狭山茶を実際に飲んで味の違いも感じてみたいと感じた。