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学部・研究科レポート

2025.06.10

メディア情報学部プレゼミナールIII~映像制作授業~

プレゼミナールは3年次から始まる専門ゼミの前に、1年次生(I・II)及び2年次生(I・IV)が受講し、将来の進路を真剣に考えるきっかけとなる授業です。第3回目となる今回は、本学部映像分野の小川真理子先生のプレゼミでの取り組みについてご紹介したいと思います。
小川ゼミでは、「働くひと」をテーマに映像制作を行なっています。身近にいて大学生活を支えてくれる人たちのことを、私たちはよく知らないのではないか――。そんな疑問から、自営業を営み頑張っているご両親や、ユニークな授業で映像のおもしろさを伝える教員などにインタビューし、映像におさめます。
映像制作の基礎を身に付けるため、2年生対象のプレゼミでは、「かたちのないものをカタチに」をテーマとした演習を行なっています。「光」や「影」や「時間」のような、決まった「かたち」をもたないものを、映像という「カタチ」に表現します。最初は難しいと感じる学生たちも、「はじめての映画」をつくったリュミエール兄弟のたった1カット(ショット)の映像を参考にしながら、「いつ・どこ」にカメラを置くかを工夫し、ひとつのショットを少しずつ積み重ねながら、自由にアイデアふくらませて映像をつくっているそうです。
このような取り組みは、身近にあって私たちを惹きつけてやまない映像の力って何だろう?そのことをひとりひとりが探っていくプロセスでもあり、現在の多様な「映像のかたち」に耐え、自由に広がっていくことのできる映像を求めるプロセスでもあるとのことです。
小川先生のプレゼミ生たちの映像制作を行う様子

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