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学部・研究科レポート

2025.04.28

スポーツ科学部新入生チームビルディング実施報告

担当:狐塚 賢一郎

スポーツ科学部では、年度当初の新入生行事として、A班4月8・9日、B班4月10・11日、各クラス2日間の「チームビルディング(プロジェクトアドベンチャー:以下PA)」を実施しました。この活動は、PAの手法を使い、体を使ったグループワークを通じて、プレゼミクラス内のコミュニケーションをはかり心理的にも安心・安全が確保された居場所をつくるとともに、大学の学びの基礎として、PDCAサイクル(Plan〈計画〉→Do〈実行〉→Check〈評価〉→Act〈改善〉)を体験的に学ぶことを目的としています。

本学での学びの最小単位であるプレゼミナールのクラス(16~17名)ごとに、1日目は学内施設を使い、2日目は「高尾の森わくわくビレッジ」内PA施設を使っての活動でした。全日、お天気に恵まれ、大変実り多い活動となりました。
以下、参加した1年生の感想です。

2日間のチームビルディングを通して

内田るんた

1日目駿河台大学内でのチームビルディング、不安と期待の2つの感情を持ちながら教室に入る。教室に入るとクラスごとに分かれおりクラスの中では同じ部活の友達、高校からの友達と別々のグループに分かれていた。新しい友達ができるかと不安な気持ちの中で1日目のチームビルディングが始まった。柔道場に集まり無言の中で自己紹介が始まる。自己紹介をしながらクラスの皆んなの顔と名前を覚える。皆んなの顔と名前を覚えていき段々とクラスメート同士の会話が増えて最初思っていた不安が一気に解消されていった。1つの課題に皆んなで自分の意見を伝えながらクリアまで諦めずやりきった。課題をクリアするにつれて皆んなでハイタッチなどをして喜びあった。1日目が終わる頃になると最初バラバラだったクラスが次第に1つにまとまり時間が経つのを早く感じた。

2日目のチームビルディングは高尾の森わくわくビレッジで行われた。1日目とは異なり朝教室に入ると「おはよう」という言葉が飛び交っていた。1日目と比べて不安とういうより楽しみという気持ちが勝っていた。バスの中でもクラスメート同士で話していたりなどクラスの雰囲気が良くなっていた。2日目になるとターザンロープやシーソー、板渡りなど体を使った課題が多くあり、皆んなで手を握り助け合い声を掛け合いながら1つ1つの課題に向き合っていった。その中でも1番印象に残っているのは板渡りだ。自分達で1から課題クリアに向けてやり方を考えていき最終的にはクリアをする事ができた。途中クラスがバラバラになりかけた時があった。そんな中でも課題クリアに向けて皆んなでやり方を模索してもう1度クラスが1つにまとまる事ができた。

この2日間のチームビルディングを通して皆んなで助け合う大切さと自分の意見を相手に伝えられる大切さ、最後まで諦めなければどんな課題もクリアする事ができるという事を学ぶことが出来た。これからもクラスの皆んなと助け合いながら大学生活を頑張っていきたい。
  • 前列右端(内田さん)

チームビルディングの感想

川越愛心

今回のチームビルディングでは、初対面で話したことのない人も多く、最初はみんなと仲良くなれるか少し緊張していました。知らない人と活動することに不安もありましたが、講師のザビさんの明るく親しみやすい雰囲気に助けられました。
初日の最初に行ったのは、自己紹介を含んだ、カードを使った活動で、一人ひとりがカードを1枚ずつ持ち、同じカードを持っている人を探して、その人と自己紹介をし合うというものでした。ゲーム感覚で楽しみながら自然に話すきっかけができて、緊張が少しずつほぐれていきました。
その後もさまざまな活動を行い、特に印象に残ったのは、相手の名前を呼びながらボールをパスしていく活動です。私たちは活動の始まりに「みんなの名前を覚える」という目標を立て、この活動を通して少しずつ名前を覚えることができました。最初は名前を間違えてしまうこともありましたが、最後には全員の名前を覚えることができ、クラス全員で目標を達成できたことがとても嬉しかったです。

2日目のチームビルディングでは、初日とは違い、「楽しみ!」という気持ちの方が大きく、ワクワクしながら参加することができました。この日はローエレメントを使った活動で、男女関係なく協力しながら進めていく内容でした。中でも特に印象に残っているのは、ターザンロープを使った課題です。設定では、地面は海ということになっていて、落ちたらアウト。全員が一つの“船”に乗らなければならないというものでした。
その船はターザンロープの着地点から少し離れた場所にあり、女子には届かないのではないかと思うような距離でした。正直とても不安でしたが、背の高い男子たちが積極的に協力してくれて、男女関係なく声をかけ合いながら取り組むことで、クリアすることができました。うまくいかない場面も何度かありましたが、最後には全員で成功させることができ、とても達成感を感じました。

今回のチームビルディングを通して、最初は不安だった初対面の人とも、協力し合ったり声をかけ合ったりする中で自然と距離が縮まり、仲良くなることができました。チームで何かを成し遂げることの楽しさや、仲間を信じることの大切さを実感しました。 また、クラスのみんなは一気に距離が縮まったと思います。活動を通じて、お互いのことを知ろうとする気持ちや、助け合う姿勢が自然に生まれていて、改めて“チーム”の力を感じました。今後、学校生活や将来の進路においても、前向きに関わっていけるような姿勢を大切にしていきたいと思います。そして、自分から積極的に声をかけたり、常に周りを見て協力できるような存在になれるように、今回の経験を活かしていきたいです。
後列右から2人目(川越さん)

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