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学部・研究科レポート

2025.03.28

特許庁を訪問しました―学部Day施設見学‘24(4)

11月26日(火)に学部Dayという社会見学のイベントが行われました。今回は見学先の1つである「特許庁」についてレポートをお届けします。

今回の学部デー、「発明のナゾを解き明かそう」をテーマに、東京の官庁街にある「特許庁」(Japan Patent Office)を訪れました。法学部1年生20名は、まず入口のセキュリティーの厳しさに面食らったようで、借りてきた猫のようでした。ところが、最上階近くにある「審判廷」で受けた説明には、結構食いついていました。とくに商標や意匠といった、特許以外の分野に関心を示したのには驚きました。
参加した法学部1年次生の須賀田明輝さん(神奈川県立麻生高等学校出身)の感想を紹介します。

見学の内容

今回の見学では特許庁の実際に行っていることについて学ぶことができました。特許庁とは、知的財産権の管理や保護を行っていて、その中でも国内外の知的財産権を行っていることが分かりました。特許を登録するには実用新案、意匠、商標などの色んな視点から見て法律を使い特許の登録が認められることがわかりました。また、中小企業への支援、啓発活動を通じて、知財の活用を促進したり、国際特許出願制度などを通じて、他国の特許庁と協力し、国際的な知財保護体制の強化にも努めていたりと色んなところで関わっていることがわかりました。

一番楽しかったこと、あるいは、印象に残っていること

今回の見学の中で1番印象に残っていることは特許の中にも様々な種類があることがわかったことです。また、見学するまでは特許ということがあることは知ってはいたけれど、詳しく特許について学んだことで、どこで使われていて、どのように使っているのかがわかることが出来たのも印象に残ったことです。日本の特許庁は国内だけではなく国際関係にも関わっていることも日本の信頼性が高いんだと思いました。登録をする時にはたくさんの物と時間を使いながら色んな視点から見ていることや、一斉に確認しているのに正確な判断をしているのが改めてすごい技術を使っていることが分かり印象に残りました。

見学を通して考えたことや、今後に活かしたいこと

今回の見学を通して特許庁は改めて重要な機関だということがわかり、知的財産権についても理解することが出来ました。今までは特許について考えることがなかったけれど、見学を通して特許の仕組みについて知ることができました。特許をとる事の大変さを知ることができたし、特許を認める方の大変さも知ることができました。特許庁には1年間に約50万件も出願されていることがわかり、それを見極めるためには知的財産などの法律を知っていなければならないことや、様々な資料を調べながら特許を認めている審査員の凄さにも驚きました。今回の見学を通して法律をただ理解するだけではなく理解した法律を使えるようになることが必要だということが分かりました。

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