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学部・研究科レポート

2025.03.11

テーマパークと地域発展の関係性

飯能市におけるテーマパークといえば、「ムーミンバレーパーク」が挙げられます。ムーミンは北欧に位置するフィンランドで生まれた有名なキャラクターで、アニメなどを通じて知っている人も多いと思います。
飯能市にはムーミンバレーパークのほかにも、多くの緑豊かな公園があります。そのうちのひとつ「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンとの交流から生まれた公園で、ここでは北欧の世界観が楽しめます。実は、この公園の存在がムーミンバレーパークの誕生にも関わっています。
ムーミンバレーパーク開園前の2019年に、飯能市はパークの運営会社と「地方創生における基本協定書」を締結しました。これによりムーミンバレーパークは飯能市における観光事業促進、そして地域創生を担うことになりました。緑豊かな土地柄に素敵な北欧の世界観をマッチングさせるという発想と行政組織との取り組みとが相まって誕生したムーミンバレーパークは、飯能市の魅力を多くの人たちに伝える手段となっています。
駿河台大学法学部では、「地域行政と法」や「公共政策学」といった授業のなかでテーマパークをはじめとして、行政と地域が関連した取り組みの意義や効果について学問的視点から議論しています。駿河台大学法学部では授業や関連するイベントなどを通じて、飯能市の様々な取り組みについての理解を深め、地域がより発展するための糸口を探っていきます。

原稿執筆者:法学部 准教授 和田忍

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