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- 公認心理師対応カリキュラム「心理実習」のご報告(5)
学部・研究科レポート
公認心理師対応カリキュラムの一つである「心理実習」では、実際に心理職が活躍いている臨床現場を見学させていただき、臨床心理の専門性や求められる働きについて体験的に学びを深めます。今回は、南飯能病院での見学実習の様子をご報告します。
当日は、本学の学部・大学院を修了し公認心理師として当病院に勤務している卒業生から、リワーク(精神的な不調で休職している方を対象に、職場復帰に向けた支援やリハビリテーションを行うプログラム)や知能検査等についての解説がありました。また、実際に診察室や病棟を見学させていただいたり、訪問看護に同伴させていただいたりと、盛りだくさんな内容となりました。
院長の角田健一先生からのご指導や質疑応答の際は、メモを取る学生たちの手にも力が入っている様子でした。実習に参加した学生からは、「治療から復職までのサポートを一貫して行った後、地域に戻ってからも病院や地域のシステムにつなげることの重要性を学ばせていただいた」といった感想があげられました 。

この度、保健医療の現場での実習という貴重な学びの機会をくださった南飯能病院の皆さまに、心より感謝申し上げます。