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学部・研究科レポート

2024.12.24

大切な場面で普段どおりの力を出すためには?

皆さんは、部活動に参加していますか?
部活動では、何かしらのタイミングで大切な「発表会」や「試合」に参加すると思いますが、その場面で緊張してしまい、普段通りの力を出せなかったという経験が1回はあると思います。本当に重要・大切な場面では、普段経験しないような強大なプレッシャーと向き合うこととなり、本来の力を出し切ることができない状態、いわゆる「人前で『あがる』」という状態になります。そのような場面に慣れている人はそれをバネにして力を振り絞ることも可能ですが、多くの人はそれに押しつぶされそうな気持ちになります。そこで、そうならないための「おまじない」や「覚悟」の方法が色々と伝わっています。効果が証明されているものでいえばスポーツ選手の「ルーティン」であり、誰もが知っているものなら「手のひらに『人』という字を書く」が有名でしょう。

さて、なぜ効くのでしょうか?
そこに疑問を持った人は、是非、心理学のトビラを開けてください。心理学ではこの「あがり」について科学的な研究が数多くあり、そのメカニズムの解明と共に改善法や予防法が研究されています。例えば、有光(2002)はあがりへの対処法について検討しており、その他にも多くの研究を発表しています。興味がある人は、是非「あがり 心理学」をキーワードに検索してみることをお勧めします。皆さんを助ける知識が、きっと見つかると思います。

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