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- 警察官になり弱い立場の人を守りたい―合格者の声'24(5)
学部・研究科レポート
法学部4年生の髙橋凜さん(宮城県私立仙台育英学園高等学校出身)が、警視庁の採用試験に合格しました。メッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

志望動機と試験内容
高校時代私の友人がストーカー被害や盗撮被害に遭いました。その際、私はその子の相談にのることしか出来ませんでした。その悔しさから私が警察官になり、ストーカーや性犯罪被害を少しでも検挙し減らし、女性や子供という弱い立場にある人を守りたいという思いから警察官を志望しました。中でも警視庁を選んだ理由として、警視庁管内では、ストーカーに対する相談件数が令和5年では1444件と過去5年間の中で最多の件数となっていました。また、令和5年から過去3年間を見ても増加していることから、ストーカー相談件数が全国でも多い都内で犯罪者を検挙し減らしたいと思い志望しました。警視庁の試験は、1次試験では教養試験、漢字試験、適性検査、論作文試験。2次試験では個人面接、体力試験を行いました。
試験対策
1次試験対策としては、3年次から公務員対策の講義、公務員講座を欠かさず受講しました。毎回過去問30問程を小テスト形式で行い、少しずつ解く力をつけていきました。友達と点数を競い合ったり、周りがどのくらい解けているのかを確認できたため、モチベーションにも繋がったと思います。また、1日3時間は勉強するように心がけていました。バイトの行く前や講義の空きコマ、講義が終わったあとも学校に残り友達と勉強していました。特に数的推理判断を日々コツコツ継続して取り組むことがとても大切です。面接試験対策については、色んな先生と面接練習を行いました。その中で的確なアドバイスを頂き、とてもタメになったと感じています。回数としては5回ほどです。また、友人に電話で面接練習を付き合ってもらいました。回数としては20回くらいです。
後輩へのメッセージ
継続して取り組むことがとても大切だと思います。最初は解けなくても構いません、毎日少しずつ取り組んでいけば自然と解けるようになると思います。1日1問でも解くように心がけてください。その習慣が最後には大きな結果に繋がります。最初から全力で取り組むと途中でガソリンが無くなって挫折したり、モチベーションが下がったり、勉強しなくなったりします。僕はそうでした。焦らずコツコツいきましょう。
大学生活で色んなことに挑戦することが大切だと思います。私は消防団に入ったり、埼玉県警の犯罪被害者支援ボランティア活動に参加していたので面接時には自信を持って話すことができました。またそういった活動をすることで、地域住民の方と関わる機会が増え、コミュニケーション力の向上に繋がったと思います。