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学部・研究科レポート

2024.11.26

漫画やアニメで出てくる妖怪と東洋史

『ゲゲゲの鬼太郎』や『妖怪ウォッチ』から近年の作品に至るまで、マンガやアニメで「妖怪」や「怪異」をテーマとするものは数多くあります。
その妖怪たちの元ネタの一つ、古典ともいえる書物をご存知でしょうか。
古代中国で書かれた『山海経(せんがいきょう)』は、「中国最古の地理書」とされています。その内容は、中国周辺地域の様子について想像をまじえて説明するとともに、古代の人々が思い描いた各地の神々や妖怪などを記しています。また、その妖怪が現れると、「干ばつになる」とか「大いに疫病がはやる」などとして、人間がどうにもできないできごとを、「妖怪のせい」として語っています。
法学部の講義「東洋史」では、この『山海経』の内容から、古代人の自然観や他の地域にむけるまなざしについて考えます。
そして、受講生には「もし現代であればどんな妖怪が想像できるか」イラストを描いたうえで、その特徴や人や社会への影響といった設定を考えてもらっています。
このように法学部では、法律以外にも、教養を深める講義を様々な手法で行っています。 みなさんも、人間や社会についていろいろな角度から考えていきましょう。

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