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学部・研究科レポート

2024.11.15

令和6年度法務省人間科学系体験プログラム(法務教官・法務技官)参加報告

夏季の法務省人間科学系体験プログラム(法務教官・法務技官)に、心理学部と心理学研究科の学生10人が参加しました。そのうち学部3年生と2年生の2人が、それぞれ少年鑑別所、少年院の見学実習の報告記事を寄稿してくれました。

少年鑑別所

大学入学時から司法領域に興味があり、中でも矯正の現場で働く法務技官について詳しく学びたいと考え、法務省人間科学系体験プログラムに参加しました。3日間のプログラムでは、法務省式の集団心理検査を体験したり、模擬の鑑別面接や判定会議を行ったり、現場の実際等を学んだりすることができました。また場所によっては、鑑別業務よりも地域援助業務が多くなることを知り、関係機関と連携を取り、非行少年を生まない社会づくりの重要性を学ぶことができました。そして法務技官をはじめとした矯正施設の職員との座談会もあり、講義ではわからない現場の生の声を聴くことができました。このプログラムに参加し、少年の更生を支える取り組みを知れたほか、今後自分が学ぶ必要のあるものを明確にすることができたと感じました。

心理学部 手塚俊晃

少年院

私は犯罪心理学に関心を持っており、授業で学んでいるところです。大学から法務省人間科学系体験プログラム案内があったため、良い機会を頂いたと思い応募しました。このプログラムに参加して、法務教官のお話を直接伺うことができたのは大きな学びとなりました。法務教官は、非行を犯した少年たちの更生のために、就労支援や学習支援などのサポートを行い、少年たちと真摯に向き合われていることや、大変さはあるものの、やりがいのある仕事であることについて話してくださいました。また、非行を犯した少年達が法務教官と触れ合ううちに徐々に心を開き、変わっていく姿が見られることも教えて頂きました。今回の実習では、少年たちが勉強に取り組む様子を見学することもでき、少年院での矯正教育についての理解が深まりました。今回の経験をふまえて、更に犯罪心理学を学んでいきたいと思います。

心理学部 乃美絢子

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