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学部・研究科レポート

SNSは、特に若い皆さんにとって、身近で欠かせない存在になっていると思いますが、その一方で、「SNS依存」という問題も指摘されるようになりました。
SNS依存に関連する心理としてよく取り上げられるのは、「承認欲求」(他人からの承認を求める欲求)です。承認欲求には、賞賛獲得欲求と拒否回避欲求の二種類があります。「いいね」をたくさん押してもらうと賞賛獲得欲求が満たされるわけですが、他者から拒否されたくないという拒否回避欲求が高い場合も、SNSの使用が多くなると言われています。知り合いの投稿に義務的に「いいね」を押したり、友人との話についていくために最新の話題をチェックするといった場合がこれに該当するでしょう。
また、「愛着スタイル」が影響することも指摘されています。愛着スタイルとは、簡単に言うと、身近な人との関係の持ち方です。愛着スタイルは、幼少時の親子関係が基礎となっており、3種類または4種類に分類されることが一般的ですが、不安定な愛着スタイルを持つ人は、ネット依存やSNS依存の傾向が高くなると言われています。
この他にも様々な観点から研究が行われていますが、SNS依存については、ネット依存やスマホ依存との境界があいまいであること、正常な使用と異常な使用との線引きが難しいこと、SNSアプリの流行の変化が激しいことから、研究が難しいという側面もあります。
SNS依存に関連する心理としてよく取り上げられるのは、「承認欲求」(他人からの承認を求める欲求)です。承認欲求には、賞賛獲得欲求と拒否回避欲求の二種類があります。「いいね」をたくさん押してもらうと賞賛獲得欲求が満たされるわけですが、他者から拒否されたくないという拒否回避欲求が高い場合も、SNSの使用が多くなると言われています。知り合いの投稿に義務的に「いいね」を押したり、友人との話についていくために最新の話題をチェックするといった場合がこれに該当するでしょう。
また、「愛着スタイル」が影響することも指摘されています。愛着スタイルとは、簡単に言うと、身近な人との関係の持ち方です。愛着スタイルは、幼少時の親子関係が基礎となっており、3種類または4種類に分類されることが一般的ですが、不安定な愛着スタイルを持つ人は、ネット依存やSNS依存の傾向が高くなると言われています。
この他にも様々な観点から研究が行われていますが、SNS依存については、ネット依存やスマホ依存との境界があいまいであること、正常な使用と異常な使用との線引きが難しいこと、SNSアプリの流行の変化が激しいことから、研究が難しいという側面もあります。