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- 競技に燃え尽きてしまうのはトップアスリートだけ?
学部・研究科レポート

「燃え尽き症候群(バーンアウト)」というワードを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、名前は知っていても、その意味を正しく理解していなかったり、誤解をしている方も多いかも知れません。ぜひ、このミニ講義で確認してみてください。
先日、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)が閉幕しました。世界各国の選手たちは日々並々ならぬ努力を重ね、その努力が報われたと感じる選手もいる一方で、残念ながら報われなかったと感じる選手も多くいたのではないでしょうか。
皆さんが思い描く「燃え尽き症候群」は、例えばオリンピックでの優勝など、大きな目標を達成した選手が、次の目標を見出すことができずにやる気が起きないといった状態ではないでしょうか。
しかし、実際の「燃え尽き症候群」は、目標を達成した長期間に渡り努力を続けているにも関わらず、その努力は報われず、それでもなお努力を重ねるものの、やはり期待した成果は得られることはなく、最終的には心も体も疲れ切ってしまう状態を指します。
つまり、燃え尽き症候群は必ずしもトップアスリートだけが発症するものではなく、努力を続けるアスリートのだれもが発症する恐れがあります。そのため、燃え尽き症候群の発症を予防するために、適切な目標の設定やストレス対処スキルの獲得が重要となります。
先日、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)が閉幕しました。世界各国の選手たちは日々並々ならぬ努力を重ね、その努力が報われたと感じる選手もいる一方で、残念ながら報われなかったと感じる選手も多くいたのではないでしょうか。
皆さんが思い描く「燃え尽き症候群」は、例えばオリンピックでの優勝など、大きな目標を達成した選手が、次の目標を見出すことができずにやる気が起きないといった状態ではないでしょうか。
しかし、実際の「燃え尽き症候群」は、目標を達成した長期間に渡り努力を続けているにも関わらず、その努力は報われず、それでもなお努力を重ねるものの、やはり期待した成果は得られることはなく、最終的には心も体も疲れ切ってしまう状態を指します。
つまり、燃え尽き症候群は必ずしもトップアスリートだけが発症するものではなく、努力を続けるアスリートのだれもが発症する恐れがあります。そのため、燃え尽き症候群の発症を予防するために、適切な目標の設定やストレス対処スキルの獲得が重要となります。