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学部・研究科レポート

2024.05.02

新任教員からのメッセージ

2024年度にメディア情報学部に着任した門脇 夏紀先生にいろいろお話しを聞いてみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
  • まず、先生の専門分野について教えてください。
    図書館情報学です。この分野は名前に「図書館」という文字が入っていますが、研究対象は「図書館」だけではありません。もちろん図書館について研究をする方もいらっしゃいますが、紙の書籍と電子書籍について研究したり、プログラミングを利用して研究したりといろいろなことに取り組むことができる分野です。
  • つぎに、先生の研究分野とその魅力は何でしょうか?
    私は図書館情報学の中でも「情報検索」「情報組織化」というテーマを中心に研究を行っています。今現在は図書館に蔵書されている図書が持つそれぞれの主題(テーマ)のキーワードを、様々な計算方法を用いて自動的に付与することを研究しており、この研究はプログラミングを活用して実験を行っています。実験して、従来の手法よりも良い結果が出たときはとてもうれしいです。
  • 先生の大学生時代において、大切にしていたことについて教えてください。
    元々体を動かすのが好きだったので、バレーボールサークルに所属していました。半年に一回、学内のバレーボールサークル対抗トーナメント大会があり、この大会が近づくと部活動のような熱量で練習を行っていました。このバレーボールサークルで出会った友人たちとは今でも交流があり、サークルに参加してよかったなと思っています。
  • 先生のお勧めの本がありましたら教えてください。
    『エンジェルフライト』という本です。この本は、国際霊柩送還士というお仕事をしている会社にスポットを当てているノンフィクションの作品です。私自身、この本を手に取るまではこの国際霊柩送還士というお仕事について知りませんでした。遠い異国の地で亡くなった場合、どのようにして家族のもとに帰ることができるのか、そして国際霊柩送還士という方々がどのようにしてお仕事と向き合っているのかを知ることができる一冊です。
  • 最後に、これから図書館情報学分野を学びたいと思っている学生にメッセージをお願いします。
    図書館情報学というと、図書館が大好きで本の虫でいないといけない、というような印象を持つ方もいることでしょう。しかし、この図書館情報学という分野は間口が広く、比較的多様な分野に関連した研究をすることができます。私も、主に取り扱っている研究テーマは図書館についてではありません。研究手法も、プログラミングを利用した研究を行っています。少しでも図書館情報学が気になった方は、お気軽に司書課程担当者へお声がけしてください。

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