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学部・研究科レポート

2024.03.18

スポーツ科学部1期生の卒業に寄せて―肥料―

スポーツ科学部長 吉野貴順より

私は、相田みつを氏の詩と独特の書体が好きで、毎年カレンダーを購入しています。そして、その詩によって自分を励ましたり戒めたりしています。今年のカレンダーの冒頭は、以下のような言葉でした。

肥料

あのときの あの苦しみも
あのときの あの悲しみも
みんな肥料に なったんだなあ
じぶんが自分に なるための

みつを

皆さんの大学生活には、もちろん“苦しいこと”“悲しいこと”ばかりではなく、“楽しいこと”や“嬉しいこと”もたくさんあったと思います。
自分自身の人生を振り返ってみても、特に大学生や大学院生であった時期の “様々な経験”や“悩み苦しんだこと”そして“いろいろな感動”が、確かに「自分自身の人生を充実した豊かなものにするための“肥料”となっているんだなぁ」と感じられます。

私は皆さんが入学したとき、学部長からのメッセージとして「なめんなよ❤️」という言葉を贈りました。これは大学生活において「自分自身が自分の可能性を見くびらないで欲しい!」「自分の可能性を信じて一生懸命頑張って欲しい!」という強い思いを込めた言葉でした。それから4年が経ちましたが、皆さんは駿河台大学スポーツ科学部での学びを通じて、沢山の“楽しいこと”“嬉しいこと”“悲しいこと”“苦しいこと”そして“感動”を体験できたでしょう?駿河台大学スポーツ科学部は、皆さんに「自分が自分になるための“肥料”施すことができたでしょうか?何年か後、駿河台大学スポーツ科学部での学生生活が 、「立派な社会人として成長するための“肥料”になっていたんだなぁ」と皆さんに感じてもらえれば幸いです。

そして、これから社会人となる皆さんは、新たに様々な “苦しいこと”や“悲しいこと”に 出会すことと思います。そんな時には、それらが「何かは自分の人生の“肥料”なるんだ!」と思って乗り越えていってほしいなと思います。何事もそうだと思いますが、払った努力の度合いが大きければ大きい程、乗り越えた苦しみが深ければ深いほど、得られる感動も大きいはずです。どうか皆さんのこれからの人生が、多くの感動と達成感に満ちたものでありますように!

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