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学部・研究科レポート

2月7日に、心理学研究科の修士論文口頭試問と学位論文審査が行われました。審査に合格された犯罪心理学専攻のAさんに、修士論文の執筆について振り返っていただきました。院生のみなさんや大学院進学を目指されるみなさんにとって、参考になる内容だと思います。

修士論文の執筆を終えて

私は「時間的展望と失敗からの切り替え」をテーマとして研究を進めました。個人の時間の見通しの違いが、失敗からの切り替えにどう関わるのか検討を行いました。
このようなテーマに至ったきっかけは、犯罪心理学を学習していく中、「非行少年は楽観的、先の見通しが甘い傾向」という研究を見つけ、時間の見通しについて、人によってどのように異なっているのか気になったからです。
修士論文の作成で苦労したことは、英語論文を理解することでした。英語論文を読む際、英語論文の全文を翻訳することは困難なため、英文全体の内容を大まかに把握し、重要部分を詳しく読み直す、というスタンスをとっていました。研究を行うに当たって、英語論文は避けて通れないため、日ごろ英語に触れる機会を増やし、英語を少しでも身近なものとして認識しておけば、英語論文の理解が少しは楽になると思います。
次に、修士論文執筆を通して、同期の存在が大事だと実感しました。お互いの苦労している研究状況を共有したり、励ましあったりしたことで、「頑張ろう」という気持ちが生まれ、最後まで頑張ることができました。研究テーマが大きく異なっていても、お互い卒業に向けて取り組む「仲間」であるため、皆で支えあうことが何より重要だと思います。
最後に、大学院生活を振り返ると、いろんな苦労がありましたが、その分充実し、確実に成長できたと実感しています。

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