髙田ゼミナールでは実写映像に手を加えて「少しカッコよく、少し面白く、少し新しい」映像を作ることをコンセプトにしています。3年次ゼミではチームで、4年次ゼミでは各自がオリジナルの作品を企画から作り上げます。制作ジャンルは、完全なアニメーション作品から実写とCGを合成したSF作品まで多種多様です。また、それらゼミ制作と共に強く意識しているのがゼミ有志による地域連携を目的とした映像制作です。

2022年度は飯能市立博物館と協力し、特別展「天覧山」イメージムービーを制作しました。約2ヶ月にわたり博物館ロビーにて上映され、多くの方にご覧いただきました。そして2023年度は飯能信用金庫との産学連携事業の一環として「パーパスムービー」の制作を行いました。2ヶ月半という決して長くない期間の中で、全国の同様のコンセプト作品をリサーチするところから出発し、企画・打ち合わせを重ね形にしていきました。撮影では一般道路での撮影許可も学生自身で取ったりと、一人一人が自分の役目に責任を持って行動しました。撮影機材もスマートフォンからミラーレス一眼、そしてドローンまで状況に応じて最良のものを選択し、エンディングではCGも合成するという力作です。学生の制作物という事に留まらない高品質な映像作品が出来上がったと、携わった一人一人の自信にもつながった制作になりました。