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- 憲法を学んで、公務員試験にも役立てる―将来へのWebストーリー(4)
学部・研究科レポート
受験を考えているみなさんへ、駿河台大学法学部をより知ってもらうための「将来へのWebストーリー」お届けします。入学後、どのような授業や学生生活が待っているのか、それはどのような将来につながるのか、この記事をとおして体験してみてください。
公務員と人権―石田若菜准教授の「憲法(基本的人権)」の授業を覗いてみよう
「公務員には人権がない」という言葉を耳にしたことがある人もいるかもしれません。
憲法論としては、公務員にも日本国憲法上の人権が当然に保障されるというのが重要な視点です。政治的行為の自由(憲法21条の表現の自由に含まれると解されます)や労働基本権(憲法28条)もそのひとつです。
しかしながら、国家公務員法や地方公務員法は、公務員に対して、一定の政治的行為や争議行為等を「してはならない」と定め、これに違反した場合は懲戒処分等がなされるとしています。このような制限は、私企業の労働者にはありません。
なぜ公務員にだけこのような制限が存在し、それが許されると解されるのでしょうか。さらには、このような制限は憲法21条や憲法28条に照らして本当に許されるのでしょうか。判例や学説を参考に、授業内で一緒に考えています。
憲法論としては、公務員にも日本国憲法上の人権が当然に保障されるというのが重要な視点です。政治的行為の自由(憲法21条の表現の自由に含まれると解されます)や労働基本権(憲法28条)もそのひとつです。
しかしながら、国家公務員法や地方公務員法は、公務員に対して、一定の政治的行為や争議行為等を「してはならない」と定め、これに違反した場合は懲戒処分等がなされるとしています。このような制限は、私企業の労働者にはありません。
なぜ公務員にだけこのような制限が存在し、それが許されると解されるのでしょうか。さらには、このような制限は憲法21条や憲法28条に照らして本当に許されるのでしょうか。判例や学説を参考に、授業内で一緒に考えています。
「憲法(基本的人権)」の授業を受けて、公務員試験合格を目指そう
公務員には「憲法尊重擁護義務」があります(憲法99条)。それゆえに、公務員試験では、憲法の知識を問う問題が頻出テーマとなっています。
この授業では、公務員試験(や司法試験、司法書士試験、行政書士試験なども)の過去問についても解答・解説をする時間を設けています。
この授業では、公務員試験(や司法試験、司法書士試験、行政書士試験なども)の過去問についても解答・解説をする時間を設けています。
法学部生からのメッセージ
法学部2年 結城晴仁さん(東京都・私立岩倉高等学校出身)
私は、行政職の公務員を志望しているため、日々法律学の勉強に励んでいます。
特に「憲法(基本的人権)」では、各回で取り上げる判例を使って、憲法でどういった人権がどのように保障されているかなどを検討しながら学んでいます。
公務員試験でも「憲法」の分野は必ず出題されます。各種試験の過去問題も解説していただけるので、試験内容の勉強にも役立っています。
皆さんも法律学の魅力に触れながら、一緒に楽しく学んでいきましょう!
特に「憲法(基本的人権)」では、各回で取り上げる判例を使って、憲法でどういった人権がどのように保障されているかなどを検討しながら学んでいます。
公務員試験でも「憲法」の分野は必ず出題されます。各種試験の過去問題も解説していただけるので、試験内容の勉強にも役立っています。
皆さんも法律学の魅力に触れながら、一緒に楽しく学んでいきましょう!