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学部・研究科レポート

2023.12.29

「相続」の知識から、資格取得をめざす―将来へのWebストーリー(2)

受験を考えているみなさんへ、駿河台大学法学部をより知ってもらうための「将来へのWebストーリー」お届けします。
入学後、どのような授業や学生生活が待っているのか、それはどのような将来につながるのか、この記事をとおして体験してみてください。

誰もが経験する法律問題―草地未紀教授の「民法(相続)」の授業を覗いてみよう

民法を説明する時、よく言うのは「コンビニで買い物」「アパートを借りる」「電車に乗る」などの身近な場面で必ず使われる法律ですよ、ということです。これらは、みなさんの「財産に関する側面」を表しています。
でも、民法には「家族に関する側面」もあります。「結婚・離婚」「子どもを育てる」など、多くの人が経験する日常生活を学びますが、実は、人生の中でもっとも避けて通れない民法問題は、「相続」です。
誰にでも必ず2人の親がいます。親に財産がなくても、一緒に住んでいなくても、もう何年も会っていなくても関係ありません。むしろ、そういう場合こそ、相続は大モメします。それなら、相続に関すること、若いうちに学んでおいたら、きっとモメごとを防ぎやすいですよね。
わたしの授業では、いろんな家族のカタチに即して相続の問題を考えていきます。

「民法(相続)」の授業を受けて、ビジネス実務法務検定合格を目指そう

駿河台大学法学部では、民間企業に就職を希望する学生に、「ビジネス実務法務検定」の3級・2級の取得を推奨しています。
名前のとおり、ビジネスに強い資格ですから、お金に関することが多く出題されます。民法の「財産に関する側面」に関する問題はもちろんですが、実は、「相続」に関する問題も多く出題されます。相続問題は、家族の問題であると同時に、みなさんの大事な財産の問題……しかも、かなり大きな金額が動く問題だからです。
他にも、法学検定など、法学部ならではの試験に挑戦する場合には必須です。
さらに、次の項目では、「相続」の知識を別の資格試験の勉強に役立てている学生に話を聞いてみましょう。

法学部生からのメッセージ

法学部3年 田村葵さん(埼玉県立大宮光陵高等学校卒業)
草地先生の「民法(相続)」は、家族や自分がどのように生きていきたいかを考える知識ときっかけをくれました。
私は、草地先生の授業を聞きながら、普段気にかけることのない、自分の生い立ちや身の回りについて考えをめぐらせることができました。
民法に関するモメごとの中でも、相続はお金が絡み、最もモメる項目です。ただ、自分が相続を受ける時、自分の相続が発生する時には「モメたくない」、特に「自分の財産は大切な人に受け取ってほしい」と思います。それらが叶えられるにはどうしたらいいのかと考えました。また、自分のことだけではなく、ドラマや小説で相続について扱っていたものを思い出し、授業内容をあてはめてみました。
このように、自分のことや知っている出来事と結び付けて考えられる内容は、勉強への興味を引き出してくれるだけではなく、知識が自然と身に付いてきます。

また、「民法(相続)」の内容はFP(ファイナンシャルプランナー)検定の一部でもあり、3級であれば、この授業で出題範囲が十分カバーされていますので、容易に理解することができます。授業で身に付けたことが、検定合格という形で自分の経歴にもなります。

法学部で学ぶ内容は民法に限らず、この国で生きていくうえで自分がどのような権利義務を持っているのかを知ることに役立ちます。日々の生活、テレビで流れてくるニュースなどを、何歩も踏み込んだ立場から見ることができ、また深く考えることができるようになります。
ぜひ、法学部で学んでみませんか?

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駿河台大学法学部では、部活や資格取得・公務員試験合格をめざす学生を全力でサポートしています。

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