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学部・研究科レポート
夏季の法務省人間科学系インターンシップに、心理学部と心理学研究科の学生18人が参加しました。そのうちの学部3年生と2年生の2人が、それぞれ少年鑑別所、少年院のインターンシップ報告記事を寄稿してくれました。記事の内容から、非常に実り多い経験だったことが伝わってきます。
少年鑑別所
犯罪や非行について学ぶ中で、矯正の実際の現場・働く職員について知りたいと考えて法務省インターンシップに参加しました。3日間のインターンシップでは、鑑別面接や少年についての資料をまとめる体験をしたり、地域援助業務を含むさまざまな業務内容についてお話を伺ったり、業務に取り組む姿勢について学んだりもしました。これらの経験を通して、少年鑑別所という施設について、少年矯正の流れのひとつとしてだけでなく、そこでの業務の実際やその目的をより明確に知ることができました。また、犯罪・非行について興味のある他の学生と話をできる機会という意味でも、とても得るものの大きいインターンシップだと思います。
心理学部 森井 杏花
心理学部 森井 杏花
少年院
元々興味のあった犯罪心理学を学ぶ中で、少年院や少年鑑別所で働きたいと思い、このインターンシップに参加しました。法務教官、法務技官両方のお話が聞け、より詳しく施設や業務の役割について理解することができました。また、施設を見学する中で少年と職員の関係性に微笑ましくなる場面があり、イメージと大きなギャップを受けました。想像よりも繊細な少年たちに向ける言葉の影響や、矯正教育をする難しさを改めて感じた一方で、大きなやりがいのある職業だと感じました。現役の職員の方々のお話が聞けるだけでなく、少年たちの現在未来の生活を支える取組みについての理解を深めることができました。
心理学部 盛 結愛花
心理学部 盛 結愛花