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- 心理学部の授業・ゼミ紹介(1) 古曵牧人 教授
学部・研究科レポート
本企画では、本学心理学部の教員に、ご担当の授業・ゼミをご紹介いただきます。
第1回は、犯罪心理学専攻の古曵牧人 教授にお願いしました。
第1回は、犯罪心理学専攻の古曵牧人 教授にお願いしました。
古曵 牧人 教授

ゼミナールの指導内容について
私は、以前は法務省で法務技官(心理技官)として勤務していましたので、ゼミの内容も加害者の心理に関する内容が中心です。
ゼミの内容としては、犯罪心理学の文献を分担して担当して発表したり、事例の検討をしたり、簡単な調査研究を行ったりしています。
少年鑑別所や刑務所で法務技官をしていたときは、得意なケースや興味のあるケースばかり担当するわけにはいきませんので、結果として、犯罪や非行の背景にある社会問題も含め、いろいろなことに関心を持つようになりましたが、ゼミの内容、例えば、事例検討においても、あまり、「心理」のみにとらわれず、環境の中での心理を考えるという視点を大切にしています。
ゼミの内容としては、犯罪心理学の文献を分担して担当して発表したり、事例の検討をしたり、簡単な調査研究を行ったりしています。
少年鑑別所や刑務所で法務技官をしていたときは、得意なケースや興味のあるケースばかり担当するわけにはいきませんので、結果として、犯罪や非行の背景にある社会問題も含め、いろいろなことに関心を持つようになりましたが、ゼミの内容、例えば、事例検討においても、あまり、「心理」のみにとらわれず、環境の中での心理を考えるという視点を大切にしています。
卒業論文の指導内容について
卒業研究については、基本的に学生自身の関心に沿って指導を行っています。加害者の心理に関連する内容が多いですが、これまでの研究テーマは多種多様です。
また、上記の私の経歴から、ゼミ生には、法務技官(心理技官)や法務教官を志望する学生も少なくありません。現場での業務のことなど、ゼミ生から質問を受けることも多いですが、こちらからもできるだけいろいろな話をするようにしています。
また、上記の私の経歴から、ゼミ生には、法務技官(心理技官)や法務教官を志望する学生も少なくありません。現場での業務のことなど、ゼミ生から質問を受けることも多いですが、こちらからもできるだけいろいろな話をするようにしています。

「いのちのミュージアム」では、理不尽に生命を奪われた犠牲者の等身大の人型パネルに家族からの言葉、足元には生前はいていた靴が展示されています。
ここ数年は新型コロナ・ウィルスの影響であまり実施できませんでしたが、刑事裁判の傍聴や、犯罪被害者の方の活動の見学も行っています。写真は、昨年、「いのちのミュージアム」に見学に行ったときのものです(残念ながら、2023年5月31日現在は休館中です)。