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学部長メッセージ

スポーツ科学部長 狐塚 賢一郎

スポーツ科学部長
狐塚 賢一郎

運動・スポーツの価値を伝える力

人間は「動く」こと「からだを動かす」ことから様々なことを感じ、学び、考え、成長します。学校における諸活動も、根底にある子どものからだと心のことを考慮して展開され、ここにコミットしているのが体育だと考えられています。子どものからだと心についての様々な問題が指摘される現代において、体育にはまさに「体を育てる」ことが第一義的な目的として求められています※。 スポーツ科学部を進路に選ぶ皆さんは、体を動かすことの大切さ、スポーツの素晴らしさを実感し、より深く学びたいと考えている人たちです。その実感や課題意識の多くはそれぞれの体験の中で無意識的に獲得したものではないでしょうか。 スポーツ科学部では、行動・経験して感じたことを言語化し、考え、改善して実生活の中で試していく能力を養成します。そういった能力を基礎として、スポーツ科学の理論や専門的知識・技能を習得し、具体的な指導、実践場面において、運動やスポーツ、健康の大切さ・価値を伝え、スポーツによる健康の維持増進、青少年のスポーツ教育、地域の活性化に貢献できる人材を育成することを目指しています。

※野井真吾・為末大「からだを育てるファンダメンタルな体育」『ぼくたちには「体育」がこう見える 体育は学びの宝庫である』大修館書店, 2024, 78~79頁。

体験・実践を通した豊かな学び

スポーツ科学部では「体験・実践」から学ぶことを大切にしています。その具体的な「4年間の学びの基礎」として、入学当初にからだを使ったグループワークを通して「体験学習」の過程を学ぶ「チームビルディング」を実施します。この活動ではプロジェクトアドベンチャーの手法を用い、仲間との協働やコミュニケーションを通して、自己の取り組みや他者との関わりを省みることができます。スポーツ科学部ではこの他にもフィールドワークを重視した実践的な学びの場を多く用意しています。このような活動を通して「体験学習サイクル」(PDCAサイクル)でのP(Plan:計画)、D(Do:実行)、C(Check:評価)、A(Act:改善)を実践から学び、授業のみならず、課外活動や日常生活をより良いものにしていく力を身につけていきます。

駿河台大学飯能キャンパスは、首都圏にありながら、川、里山、森などの自然に恵まれた奥武蔵に立地しており、その自然環境自体も豊かな学びのフィールドです。緑に恵まれ、環境の整ったスポーツ、教育・研究施設での充実した4年間があなたを待っています。

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