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8月4日(日)のオープンキャンパス『模擬授業』予告編

2019.07.26
オープンキャンパス

法学部

「著作権」の保護期間が延長されたって、知っていますか?〔知的財産法〕

担当:松平 光徳 准教授

 小説や音楽、映画やTVドラマ、マンガやアニメ、それらを無断でコピーして配ったりインターネットに流したりするのが「違法」・・・なのは知っていますね。「著作権」で保護されているからです。

 そして、著作権には一定の存続期間が定められていて、その期間が過ぎると「著作権フリー」になる・・・・のも知っている。

 では、その著作権の保護期間が「今年から延長された」って知っていますか?・・・どのくらい?・・・いつからいつまで? 今回はその「著作権の保護期間」に注目します。

 なぜ必要なのか、いったいどうやって計算するのか、そしてどのように延長されたのか、一緒に考えてみましょう。

8月4日(日)のオープンキャンパス法学部模擬授業・もうひとつの予告編〔知的財産権〕

経済経営学部

若者の「車離れ」の嘘ホント~20代の消費者マーケティング~

担当:渡辺 裕子 教授

 世間では「いまの若者は消費が嫌い」と言われています。例えば、クルマに興味がない、人との交流を好まずアルコールを飲まない、内向的で海外旅行に関心を示さないなどです。しかし、それは真実でしょうか。そこでこの講義の前半では、若者の消費嫌いが本当かどうかを、20代の家計調査などの結果を用いて解説したり、その背後にある若者の心理や行動について考えます。

 また、若者が消費離れしているのではなく、企業の側が若者離れしている、という捉え方もあります。授業の後半では20代の消費者へのマーケティングとして、どのような戦略があるのか、どうしたら物を買ってもらえるかを考えます。自動車メーカーのマーケティングを具体的に取り上げます。

8月3~4日オープンキャンパス模擬授業に登場する教員のプロフィールを掲載しました(渡辺 裕子教授)

日本人の幸福と経済~幸せはお金で買えるの?~

担当:佐川 和彦 教授

 経済学で幸福を研究するようになったのは、最近になってからです。経済学はこれまで幸福に真正面から向き合ってこなかったのです。幸福は主観的な概念であって、これを定義づけることや、人と人との幸福を比較することが難しかったからです。 伝統的な経済学は、人間の幸福を測る代理指標としてGDPを重視してきました。

 日本は1人当たりGDPも大きく、豊かな国です。伝統的な経済学の考え方では、わたしたちは幸福なのです。 では、幸せはお金で買えるのでしょうか?

 人間の幸福がお金ですべて買えるとはとても思えません。また、お金に執着すると逆に不幸になることもあるようです。授業では、所得と幸福との関係についてお話しします。

8月3~4日オープンキャンパス模擬授業に登場する教員を紹介します(佐川 和彦教授)

メディア情報学部

アニメを仕事にするために~駿大で学ぶこと~[デジタルデザイン分野]

担当:伊東 耕平 特任教授

 私が担当する「アニメーション制作論」では、変革期に入ろうとしているアニメ業界の「現在」と「未来」について、実際の仕事を通して見えるものを伝えています。

 何が変わろうとしているのか?なぜ変わろうとしているのか?そして、これからアニメの仕事に携わる人たちには何が求められるのか?

 模擬授業を通じて、その一部をご紹介したいと思います。

4K映像時代に最適な音響処理とは〔映像・音響分野〕

担当:大久保 博樹 教授

 4Kという高精細なデジタル映像が扱われるようになりました。一方、映像の進歩に対して音の議論は一般的に隠れがちです。

 ゲームにはゲームに必要な音があり、アニメにはアニメ空間の、映画には映画の物語の音があります。それは映像イメージと深い関係を持っています。

 この模擬授業では、こうした作られた世界の音の話をします。

 さらに、これまでに出演したニッポン放送のラジオ番組や、朝日放送65周年記念ラジオドラマ「ナデシコですから」の効果音制作のエピソードも織り交ぜながら、パソコン(Mac)上でちょっとした音作りを体験してもらいます。

 演劇部、放送部、映画研究部の人、広く音に興味を持つ人は、音響制作の入口を、ぜひ体験しに来てください。

 ニッポン放送「土屋礼央レオなるど」の「レオなるど大学」
 http://www.1242.com/reo/

 ニッポン放送「戸田恵子オトナクオリィ」
 http://www.1242.com/otona_quality/

 朝日放送株式会社(https://abc1008.com
 「ナデシコですから」
 https://www.abc1008.com/nadeshiko

心理学部

精神医学入門~心の病と健やかな心~

担当:馬場 存 教授

 精神医学は、あまり馴染みのない分野かもしれません。難しいイメージがあるかもしれません。それは、人間を理解する上で、一番深い領域であることの裏返しでもあるのだろうと思います。そしてその深さゆえに、心の病の理解は健やかな心の理解にもつながるのです。

 心の病は、色々な原因で起こります。この授業ではまず、精神医学の入口として、それらの原因をふまえながら、心の病の大まかな分類をみてみます。そして、日常でも触れることの多い「うつ」を中心にわかりやすく説明し、ストレスをためないコツなど、その予防の仕方についても触れようと思います。それはそのまま、健やかな心を保つうえでとても役に立つのです。

スポーツ関係分野

※スポーツ科学部(仮称・設置認可申請中)に興味のある方はこちらにご参加ください。

運動部活動の意義と課題~何が議論されているのか~[教育学]

担当:鵜海 未祐子 講師

 運動部活動が学校生活の中心で、青春の全てを捧げている人も多いと思います。この模擬授業を担当する私もまた、ふり返れば小中高と水泳部に所属し「生活」したことが、学校の楽しい思い出の大半を占めています。

 しかし現在、運動部活動改革をめぐる議論が社会で盛り上がりを見せていることも確かです。「ブラック部活動のホワイト化」と形容されていますね。そもそも運動部活動は、歴史的にはどのように位置・意義づけられ、そしていま何が課題として改革の対象とされているのでしょうか。

 それぞれに当事者として考えるための材料を学びあいたいと思います。

スポーツの価値を考える~なぜスポーツ選手の不良行為はいけないのか~[スポーツ科学]

担当:大森 一伸 教授

 スポーツ選手としてオリンピックや世界大会で活躍すると国民から称賛を受ける。また、プロスポーツ選手はその活躍に対して高額な報酬を手にする。一方で、スポーツ選手やそれに関わる人が、ハラスメント、ドーピングなどの不良行為を行うと、激しく非難をあびて選手生活を断念しなければならないこともある。

 その非難は、一般の人の場合より大きいように感じることもある。なぜ、スポーツ選手は不良行為を行うと一般の人以上に激しく非難されるのだろうか。「オリンピック憲章」と「スポーツ日本宣言」から考えてみましょう。

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