駿河台大学と飯能信用金庫は、2007年に産学連携に関する協定を締結して以来、「輝け!飯能プランニングコンテスト」の開催や近隣自治体の消費動向調査など、地域経済に関する調査・研究や地域振興活動の助言などを協働して行っています。
その一環として毎年開催している「地域活性化講演会」が、11月12日(火)に、飯能信用金庫本店のはんしんホールにおいて開催されました。今年は、NPO法人「共存の森ネットワーク」理事長の渋澤寿一氏を講師に招き、「里山から見える未来社会~経済資本主義から自然資本主義への道のり~」の演題で講演が行われました。
講演では、曾祖父で「近代日本資本主義の父」とも呼ばれる渋沢栄一氏の話も交えながら、山村での生活と都市での生活を比べ、経済的な豊かさだけを求めるのではなく、未来の社会や幸福、生きがいを皆で考えて実践することの大切さをお話しいただきました。参加された方々は熱心に聞き入り、終了後には「目からウロコが落ちました」といった声も聞かれました。
駿河台大学は、地域に根ざした大学として、近隣自治体や企業等と協働して、これからも様々な取り組みを行って参ります。
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