村越 一哲 ゼミ
村越 一哲(ムラコシ カズノリ)教授
みなさんは、大学で何を身につけようと考えていますか。
社会人として通用する教養、高度な技術や専門的な知識などでしょうか。たしかに、それらを身につけることは実社会で生きてゆくために必要不可欠ですが、それだけでは十分ではありません。
今日の知識社会では、新しい知識や技術は、更新しないとすぐに古くなってしまいます。大学の4年間では、新しい知識や技術を身につけると同時に、それらを更新してゆく力を養ってください。
・研究活動
人口を中心に過去をふりかえる研究領域、歴史人口学を専門にしています。人口移動を考慮の外に置けば、いつの時代であっても人口規模は出生率と死亡率の差で決まります。
過去の社会経済環境のなかから出生率を決めるもの、死亡率を決めるものを探し出し、それらの間にある因果関係を見出してゆくという作業によって、歴史の一面を明らかにしようとしています。
○経歴・業績
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・教育活動
歴史研究には素材となる記録史料(アーカイブズ)が欠かせません。
記録史料は、記録が歴史的な価値を持つと評価されたものなので、記録を扱う記録情報学、記録史料を扱うアーカイブズ学、記録史料を素材とした歴史研究はそれぞれ関連ある研究領域と言えます。ゼミナールでは3つの領域を総合的に学ぶことを目的としています。
○ゼミナール生の卒業研究テーマ例
今年度のゼミ研究のうち、とくに情報やメディアに関するものとして、
・指定管理者制度に関する検討
・公文書管理法施行までの道のりと今後の課題
・アーカイブズの観点からみたゲーム保存
・eスポーツの現状と課題
・ビックデータの活用と将来
・日本の映画産業のこれから
などが挙げられます。
・ゼミナール生の主な就職先
ゼミ生の多くは一般企業に就職しますが、毎年、記録情報管理関連の企業にも就職しています。
・研究室年間行事
更新予定