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メディア情報学部オンライン


金 基弘 ゼミ

金 基弘(キム キホン)准教授


「音」のデザインは、
我々の暮らしを便利で豊かにするもの!
音の感性とそのデザイン科学に迫る

「音」は人間の営みにおいてなくてはならない大切なものです。この音を「感性」と「科学」として扱う音響学の分野を「音のデザイン」といいます。金研究室では、テレビやアニメなどの映像メディア分野、図書館や博物館などの公共施設における音響に関する知識やスキルを身に付けることができます。


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金 基弘 准教授


・研究活動


○映像の音に関する研究
映画やテレビのような、映像メディアは、通常、映像だけでは成り立ちません。必ず音(音声・音楽・効果音)を伴っています。映像作品というのは、音が加わることで、作品として完成されるものです。金研究室では、音や映像を規定する様々な要因が、音と映像の相互作用や調和感に及ぼす影響を、系統的に研究しています。


○製品音やサイン音に関する研究
自動車などから発生する音は、製品のイメージに大きく影響しています。製品から発生する騒音を抑えつつ音質改善を施すことで、新たな付加価値を生み出すことができるのです。
また、家電製品などから鳴るサイン音(メッセージを伝える音)においても、音質改善が求められています。金研究室では、各種の製品音やサイン音を対象とした質的評価を通して、ブランドイメージの向上や最適なサイン音のデザイン手法を探求しています。


○サウンド・スケープに関する研究
私たちの身の回りに存在する音は、単なる物理的現象ではありません。音は、様々な文化や社会の中で生活している人々が意味づけや価値づけを行ったものです。金研究室では、サウンド・スケープ(soundscape)の考え方をもとに、公共空間における音と人間の関わりを考慮した快適な音環境づくりに関する研究に取り組んでいます。


○音楽音響に関する研究
音は、時には音楽として私たちの日常を豊かにしてくれます。ギターなどの楽器を演奏しますと、自然現象に基づくものとして音が発生されますが、演奏音は私たちに多様な心的現象をもたらします。金研究室では、楽器演奏の分析や音楽の知覚・認知に関する一連の研究を通して、音楽と人間の相互理解を目指しています。


○音響教育に関する研究
音に関する様々な仕事に従事するためには、音に対する鋭い感性を必要とします。一般に、音の専門家に求められる音の感性を体系的に修得する方法として、イヤートレーニングが知られています。金研究室では、映像・音響分野の専攻者のために聴能形成(Technical Listening Training)を活用した音響教育プログラムの開発を検討しています。


○経歴・業績

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・教育活動


 更新予定


・ゼミナール生の主な就職先


 更新予定


・研究室年間行事


 更新予定