留学便り

留学便り2016

現在、駿河台大学から海外の協定校へ留学している学生、留学から帰国した学生、そして駿河台大学の学生として在籍している留学生、それぞれから寄せられた現在の生活や留学後の感想をご紹介します。

澁川 直哉(しぶかわ なおや)

2016年度 聊城大学(中国)交換留学生・心理学部4年・群馬県立前橋商業高等学校出身

心理学部3年に在籍している澁川直哉さんは、現在中国の聊城大学に現在交換留学生として留学中です。
現地に行ってまだ2ヶ月足らずで、初めての勉学、生活環境に戸惑いを覚えることが多々あったと想像できますが、本人の持ち前の明るさとチャレンジ精神で地元の学生たちと接するチャンスを自ら作り、留学生活を楽しんでいるようです。
渋川さんからのレポートをご紹介します。

初めは大学がとても大きいので驚きましたが、今はかなり生活に慣れて大学の周りに何があるかは把握できました。全部外食なのでよく行くお店の人と仲良くなり、どこのお店がおいしいかが少しずつわかってきました。

授業が午前中で終わるので午後は自習や、バスケットボール、サッカーをして過ごしています。買い物に行ったり、映画を見に行ったりなど様々なことをしています。

毎週水曜日の午後は日本語学科の先生にお願いして日本語学科の授業に参加し、中国人の友達はすぐにできました。また、木曜日の午後も英語の先生の家に行ってゲームやプレゼン等、英語だけを使って様々なことをしています。そこに参加している中国人とも簡単に仲良くなり、英語も勉強できています。

日常生活で困ることは言葉以外ありませんが、他の留学生も皆優しく、いい人しかいないので毎日楽しいです。

イスラム教の人はHalalされていない肉やお酒を口にしないなど宗教の違いを体感できました。多くの発見や刺激に溢れていて、日本にいたままだと知らなかったこと、例えば、テレビの向こう側でしかなかった中国の大気汚染を体感したりして、世界が身近になったような気がします。

梅澤 花菜(うめざわ かな)

2015年度 モナシュ大学(オーストラリア)派遣留学生・心理学部卒業・埼玉県私立聖望学園高等学校出身

初めての長期留学に加え、英会話もほとんどしたことがない私にとってはじめは苦難の連続でした。自分の意志を相手に伝えることも、相手の英語を聞き取ることでさえ難しく、このままやっていけるのか不安で仕方なかったのを覚えています。しかし、周囲の人々は私が分かるようにゆっくりと話してくれたり、逆に私の英語を何度も聞いて理解してくれようとしてくれたりととても親切に接してくれました。1か月もすれば、日常生活で困ることは随分と減り、勉強に集中することが出来ました。

そうなると、留学生活は楽しいものへと一気に変化していきました。日本とは全く異なる文化に触れることへの新鮮さやいろいろな人々と会話できる楽しさで、毎日があっという間に過ぎていきました。留学中はさまざまな場所を訪れました。まず、日本のスケールの大きさとの違いに驚きました。メルボルン市内ではさまざまな人種の人々が行きかい、路上演奏が絶え間なく流れるその情景はまさに異国であることを感じざるを得ませんでした。そして海沿いに美しい断崖絶壁が続くグレートオーシャンや森の中を疾走する蒸気機関車に乗ったりと数え切れないぐらいの初めてを経験することが出来ました。

また、大学では他の国の人々と楽しく英語を学ぶことが出来ました。授業の後は一緒にご飯を食べたり、休日を過ごしたりしました。その国の文化に触れる良い機会でもありました。

今回、長期の留学をした中で私は何事も体験することが大切であると改めて感じました。確かに英語をしっかりと学ぶことも大切ですが、自分の目で見て感じ、自分自身がそれをどのように解釈していくかが重要なのではないかと考えました。長期留学は時間に余裕があるときしか出来ません。ぜひ留学や旅行などで海外に行った際は、消極的にならずできる限り自ら進んで参加してみると良いかもしれません。今回の長期留学は私にとって、とても大きなものを得ることが出来た良い経験になりました。今後も今回の留学経験を活かし、自分自身のこれからに糧にしていきたいと思います。

梅澤 花菜

YANG YU(ヨウ ウ)

経済経営学部2年・中国出身

初めての大学生活がとても不安でしたが、サークルに入ったおかげで人見知りの私でも友達ができました。外国人にも関わらず、普通の友達のような対応をしてくれます。学業やアルバイトの関係でクラスの友達と会っていない日も、サークルに行って活動をしたり、メディアセンターで映画を見ながらサークルの友達と雑談したりなど様々なことをしています。その上に専攻や履修などについてもサークルの先輩からいろんなアドバイスを貰っています。元々不安な大学新生活もサークルに入ったおかげで日々充実しています。