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野村ゼミナール企画展「伝統染色~飯能大島紬・村山大島紬~」のおしらせ

2016/05/24 ゼミ活動

 野村ゼミナールⅠ(3年次)では、「展示は人と物と情報のコミュニケーションをはかるデザインであり、事物の背景にある見えない関係を発見し、それらを組み換えること」と理解し、チームで博物館の展示企画書・設計書を作成してきました。

 今年度は、この展示企画書・設計書をもとに、実際に展示を製作して公開を行います。公開は一般来館者向けに、実際の博物館企画展示室で行います。
 このたび昨年までと同様、飯能市郷土館において、以下のようにゼミナールの企画展を公開し、関連教育事業も行うことになりました。多くの方にご覧いただき、忌憚のないご意見をいただければ幸いです。

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『展示企画書より』
 飯能には伝統産業芸品である飯能大島紬があります。もとは鹿児島県で生産されている大島紬を模した織物で、集散地が東京都の武蔵村山であったため「村山大島紬」として販売されていました。
 昭和52年から、飯能産のものに産地名を冠し、ブランド化を図ったのが「飯能大島紬」です。特徴としては、生糸を「板締め」で染色し、製作工程が40にも及ぶという、大変手間をかけた織物だという点と、男物に特化した点が挙げられます。
 この企画展示では、飯能大島紬だけではなく、村山大島紬も取り上げ、 それぞれの歴史や技術への知識を深めていただきます。また、道具、生地なども展示し、実際にその技術に触れていただきます。更に、生地のすばらしさを生かしたリメイク品を展示し、伝統技術を再認識する機会としていただきたいと思います。

展示題 「伝統染色~飯能大島紬・村山大島紬~」
日 時  2016年6月5日(日)~6月19日(日)(※毎週月曜日は休館)
       AM 9:00~PM 5:00   
場 所  飯能市郷土館 企画展示室

◎企画展関連教育事業「飯能大島紬・村山大島紬の羽織を着てみよう」
実施日時 6月11日(土)・18日(土) 10:00~12:00・14:00~16:00
場 所  飯能市郷土館 休憩コーナー
参加費  無料
申し込み 不要(直接会場へお越しください) 


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