現代文化学部 法学部からのお知らせ

エコツーリズム実践I 実施報告 天覧山と飯能河原をめぐる

2016/07/07 授業の一風景

現代文化学部 福永 昭教授

 現代文化学部のフィールドスタディ科目である「エコツーリズム実践I」の第1回授業が、4月23日(土)に「天覧山と飯能河原をめぐる」と題して、実施されました。

 この授業では副題を「教室の外で学ぼう!」とし、大学のある飯能およびその周辺地域を訪れ、その歴史や人びとの暮らしを見て、その土地を全体的、総合的に体験し、理解しようとするものです。

 今回は、飯能市を代表するふたつの観光スポットである天覧山と飯能河原をめぐりました。(なお、当初、天覧山に続いて、多峯主山を登る予定でしたが、前夜の降雨により多峯主山の登山道が泥濘んでいたため、飯能河原に目的地を変えました。)今回は曇天の中ではありましたが、7名の参加がありました。

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 以下は、参加した学生のひとりから、提出された参加報告の一部です。

 9:00に飯能駅改札前に集合し、観音寺を経て、天覧山に向かいました。天覧山、飯能河原を歩き、身近なところにも自然が豊かできれいな景色が見られるところがあり、とても感動しました。最も感動したのは、天覧山から見る景色です。いつも見ている町が天覧山の頂上から見るだけでとても綺麗でした。途中で説明板を読みながら、頂上までは50分ほどかかりました。

 天覧山は標高197mとパンフレットには書かれていますが、山頂の看板では195mでした。山というより丘陵という感じでした。明治天皇がこの山の頂上から、近衛兵の軍事演習をご覧になったということから、天覧山という名前がつきました。富士山も見えて、桜などの樹も多く、飯能市民に親しまれているところだと思いました。

 つぎに能仁寺を訪れ、飯能戦争について話を聞きました。1868年振武軍と新政府軍との間で、飯能で行われた戦争であり、能仁寺は振武軍の陣営として使われ、その結果、能仁寺は焼失し、飯能の街も多大の被害を受けたとのことでした。

 その後、飯能河原を訪れました。飯能河原は入間川が曲がりくねってできた河原であり、広くて、バーベキューや川遊びの場として、飯能市民をはじめ、たくさんの人たちで賑わっています。

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 観音寺、天覧山、能任寺から飯能河原を歩き、飯能駅到着は11:30でした。

3年次生 伊藤達也

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