現代文化学部 法学部からのお知らせ

学部で取り組むキャリア教育2016 その1 「マナー講座」を実施しました

2016/06/09 授業の一風景

現代文化学部 小林奈穂美

 現代文化学部では、4年間のキャリア教育でまず、「マナー」が基本であり継続してこそ身に付くものと位置付けています。
 今年も5月12日(木)、5月19日(木)ならびに5月26日(木)の3回に分けて、1年次生を対象としたクラス合同「マナー講座」が行われました。

 今年も講師は、篤志館株式会社の雨間けい子先生にお願いしました。雨間先生はキャリアコンサルタントとして数多くの企業研修を行っているキャリア教育ご専門の先生です。
 また、インターンシップの受け入れ先企業としてお世話になっており、本学のキャリア育成教育にご理解とご支援をいただいております。

 今回のマナー講座では、まず、3人ずつのグループを作り、「マナーはなぜ必要なのか」というテーマについて話し合い、まとめるというワークから始まりました。話し合いの後、代表者に発表をしてもらいました。

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 次に配布プリントにある6つのマナー項目についてセルフチェックです。自分に厳しい人、甘い人、評価はそれぞれです。
 続いてあいさつで心がけることを学び、実際にやってみます。3人グループで「好意」と「誠意」が伝わるようにあいさつができているかどうか、他のふたりがチェックします。
 マルのサインをもらうまで何度も繰り返します。さらにお辞儀の種類と使う場面について学び、これも全員でやってみます。

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 次に敬語の練習です。敬語は使い慣れるしかないとのことで、先生が発声する「普段の会話表現」を皆で「先生や職員さんなど目上の方との会話表現」にひとつひとつ換えて発声していきます。
 さらに身だしなみのマナー、時間のマナー、報連相のマナー、公共のマナーについて学んだあと、大学のよいところを3人で話し合いました。「駿河台大学の学生であることに誇りを持っていますか?」と雨間先生の問いかけに、「まだ、わからない」とつぶやく学生もいましたが、これから4年間で是非、誇りがもてるようになってもらいたいところです。

 そして最後に「今日学んだこと」「学んだことから感じたこと」そして「今日から実行にうつすこと」を各自レポートにしてまとめます。
 学生のレポートの一部を紹介します。「自分から積極的に挨拶をすることが友達を増やすきっかけになると思う」「マナーは行動して初めてマナーになることを学びました」「3人で話し合った結果、身だしなみ、5分前行動、言葉使遣いが重要だということになったので、実践していきたい」「いつでも見られているという意識を忘れないことが大切である」「これから大学のよいところをたくさんみつけたい」など、それぞれに気づきがあったようです。

 マナーは継続することで身に付くものです。学生同様、教員自らも意識して行動し、よい手本とならなければなりません。
 1年次スタディスキルズで使用しているオリジナルテキスト「スタスキ資料集Ⅰ」にも「基本マナー」の6項目を入れ、日々の指導に活用しています。

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