現代文化学部 法学部からのお知らせ

比較文化コースで活躍するアスリートたち(1) 駿河台大学に入って学んだこと

2016/05/29 学生の声

現代文化学部

河村敦人

出身地:滋賀県
出身高校:私立 滋賀学園高等学校

 私が駿河台大学で主に取り組んだものとして、部活動があります。私は、駿河台大学に入学して、駅伝部に入りました。理由は、陸上長距離は高校時代に始めていますが、思うようなタイムを出せず、大学でも続けて、自身の記録を短縮することに挑戦したかったからです。

 大学では、高校と比べて、走る距離が伸び、それに従い故障が増えました。2年次には1つの故障が治るとまた次の故障をするという故障沼にもはまりました。なかなか上手く物事が進まない中で見つけたものが自転車でした。特に自転車の上りでは、速いと言われる部類に入り、それがあったので、故障をしていて走れなくても、競技を辞めないという支えになりました。

 ある日、1人のトライアスロン選手と出会い、ランニングとサイクリングから構成されるデュアスロンという競技があることを知り、それに取り組むようになりました。今まで陸上で結果が出せないもどかしさを自転車でカバーできる。この競技ならレベルの高いところまでいけると思いました。

 大学に入った頃は、競技に対して、1つの方向からしか見られずにいました。具体的に言うと、走る練習を増やせば速くなると信じていました。競技の特性上、練習量というものが物を言う競技ですが、それだけではなく、動き、フォームを見直すという、タイムを追いかける練習以外の重要性を監督、コーチ、駅伝部の他の選手から学ばせていただきました。競技を通して、物事を一方方向だけから見るのではなく、多方向からいろんな考え方ができる柔軟性を身につけることができました。

 ゼミでは、異文化間コミュニケーションについて学んでいます。多文化社会になりつつある社会、単に言語を学ぶだけではうまくやっていけない世界で、自文化の価値観だけで判断せずに異なる文化の人々の価値観も考える。このように多方向から考えるということは、相手の立場に立って物事を考えるということをするときにも役に立っています。

 2015年は11月1日に行われた、カーフマンジャパンデュアスロングランプリ第1戦 近畿ステージで優勝することができました。今年は、11月に開催される選手権に向けて、ランニング能力の向上に取り組み、有力選手に勝ちます。

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大学のトラックでポイント練習中(黒のタンクトップが河村さん)

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自転車レースにおいて先頭を滑走

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