現代文化学部 法学部からのお知らせ

現代文化学部教員インタビュー(8) 増田久美子准教授編

2016/03/04 その他

 本シリーズ第8回目の先生は、現代文化学部比較文化コース担当の増田久美子先生です。アメリカ文学を専門とする増田先生は、主に『アメリカ文学I・II』や『比較文化論I/比較文明論I』、そして『海外語学演習(英語/オーストラリア)』を担当していらっしゃいます。増田先生の授業は、学生に馴染みのあるテーマやキャラクターが織り交ぜられるなど、学生が文学や歴史に興味を持つような楽しい工夫がたくさん施されています。

 増田先生のゼミでは、「さまざまな国や地域の文化を身近なテーマから考える」として学んでいます。特に外国の文化や文学に興味をもつ学生たちが多く、そのため、今までゼミで取り上げた統一テーマは実に多岐にわたります。たとえば、「近代ヨーロッパにおいて、働くことと怠ける権利とは?」「チョコレートからみる西洋と日本の近代文化とは?」「食文化からみる多民族国家アメリカとは?」等です。

 そして、言語を中心としたコミュニケーションやプレゼンテーションの方法を身につけながら、さまざまな国や地域の文化を検証して理解を深めます。現代を生きるわたしたちにとって、それがどのような意味や関係性があるのかを積極的に考えています。

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今年度の卒業研究発表会にて


 増田先生がアメリカ文学に興味を持ったのは大学時代だそうです。当時、それほど人気のなかったアメリカ文学を専攻し、アメリカの小説や詩、戯曲の原文を読んで物語やストーリーを追っていくことに魅力を感じたそうです。また物語やストーリーだけでなく、その歴史的背景や社会的背景を探っていくことの面白さも感じたそうです。

 また、留学するためにアルバイトを頑張り、念願叶って大学時代に1年間のアメリカ留学をしたそうです。そして留学している最中に「もっと本を読もう!」と思い、アメリカ文学について研究されるようになったそうです。皆さんも、貴重な学生時代をさらに実りある豊かなものするために、現代文化学部で海外留学に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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ワシントンDCのベトナム戦没者慰霊碑の前にて


現代文化学部 助教 鈴木慶子

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