7月30日(金)に行われるオープンキャンパス『模擬授業』の内容をお知らせします。
オープンキャンパスの集合時間は13時です。事前申し込みは不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
【法学部】
ナンバーワンではなく、オンリーワンの法律学-高校生による訴訟をみる-(担当:宮下 紘 准教授)
高校でパーマをかけた学生が校則違反となり、退学となりました。この学生は自らの髪型は自分が自分らしくあるための権利であると主張しました。
別の高校生は、自らの宗教上の信念を理由として、体育の授業で剣道の実技をしませんでした。この学生もまた体育の単位が取れず、退学となりました。この学生は自らが信じる宗教が保障されるため、剣道実技に参加しないことで退学処分にしたことは認められないと主張しました。
このような高校生による訴訟を通して、憲法が掲げる「オンリーワン」の生き方を考えてみましょう。
【経済学部】
おかねの歴史から何を学ぶか?-金融論-(担当:狩谷 求 教授)
いつごろおかねが誕生したのでしょうか。そもそもなぜおかねが必要になったのでしょうか。その頃のおかねはどんな形をしていたのでしょうか。映像を見ながらおかねの3000年近い歴史を振り返ります。
おかねの果たす役割やおかねと景気の関係などについても分かると思います。面白いものをお見せします。何かは当日のお楽しみ。短い時間ですが、経済学部で何を学ぶのか理解していただけると思います。
【メディア情報学部】
制作実習-CM作りに挑戦!メディア情報学部の全コースを60秒で-
この『模擬授業』は、メディア情報学部で学ぶことになる3つの専門コース、「映像・音響メディアコース」・「図書館・アーカイブズコース」・「デジタルデザインコース」の紹介映像クリップを編集し、音楽や文字を入れて、60秒のCMを制作します。編集技術の学習を体験しながら、メディア情報学部が理解できます。
【現代文化学部】
平安時代の占い師-陰陽師の役割とは-(担当:吉野 瑞恵 教授)
平安時代の人々にとって、占いは自分の未来の運命をかいま見せてくれるものであり、待ち受けている危険を回避するためにも欠かせないものでした。「陰陽寮」という役所もあって、そこには陰陽師と呼ばれる占い師たちが属していました。彼らはどのような仕事をしていたのでしょうか。また、『今昔物語集』などに描かれている陰陽師の超人的能力についても考えてみたいと思います。
【心理学部】
「見ること」のふしぎ-認知心理学入門- (担当:青山征彦 准教授)
この講義では、人間の視覚、つまり「見ること」について考えてみます。私たちは、目を通して外の世界を見ていますが、実は外の世界そのままを見ているわけではありません。例えば、同じ大きさのものが違って見えたり、ありもしない線を見たつもりになったりするのです。私たちは、どのようにして世界を見ているのでしょうか。さまざまな錯視図形などを使って、体験しながら楽しく考えてみたいと思います。