スペイン語とは
フランス語、イタリア語、ポルトガル語などと同様に、ラテン語を起源とするロマンス諸語の1つです。
スペイン語が使われている国々
スペイン語は、スぺインだけでなく、メキシコやペルーなど18ケ国でも公用語として使われています。また、アメリカ合衆国ではメキシコや中南米から移住してきたヒスパニック系住民が多く、5000万人もの人々がスペイン語を話します。
さらに、アフリカの赤道ギニアでもスペイン語は公用語ですし、アジアにおいても、フィリピンはスペインの植民地であったため、公用語であるタガログ語にはスペイン語からの借用語が多く見られます。
このように、スペイン語は世界の20ケ国以上で、4億人を超える人々によって話されていて、国連の公用語にもなっています。
スペイン語の特徴
日本人にとってスペイン語は学びやすい言語と言われますが、その理由は発音にあります。具体的には次のような点です。
- 母音の数が5つで、日本語と同じ。
- 母音で終わる単語が多い。
- ローマ字読みで概ね大丈夫。
casa カサ(家)
libro リブロ(本)
interesante インテレサンテ(興味深い)
スペイン語を学ぶメリット
世界の人々とのコミュニケーション
スペイン語は言語人口が多いだけでなく、ひじょうに多くの国で話されている言語ですので、スペイン語を使ってさまざまな国の人とコミュニケーションをとることができます。観光、仕事など、いろいろな場面でスペイン語は大いに役立ちます。
スペイン語圏の多彩な文化
ファッション、料理、スポーツ、音楽、映画、文学、絵画、建築など、スペイン語の先にはスペイン語圏の多彩な文化が広がっています。スペイン語に親しむことによって、こうした文化がより身近なものになるでしょう。
他の言語の学習にも役立つ
スペイン語は、フランス語、イタリア語、ポルトガル語とはきょうだいのような関係にあり、語彙、文法も似ています。そのため、スペイン語の知識があると、これらの言語の学習も容易になります。