心理学部 心理学部からのお知らせ

心理学部で何が学べるの?vol.005

2013/11/19 駿大心理で何が学べるの?

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精神医学 (担当 角田京子教授)

 統合失調症の幻覚妄想が交錯する不思議な世界や、躁うつ病のドラマチックな感情の波など、精神科の様々な病気について患者さんの視点に近づいて説明します。また薬物依存、摂食障害、性同一性障害など、社会や文化と直接的に関連する精神医学的問題についても紹介します。

 こうした勉強をとおして、多様な体験や多様な価値観があることを知り、人間の心身のあり方や人生の軌跡について新しいパースペクティヴを持つことができるでしょう。

臨床心理検査演習Ⅰ(知能検査)(担当 五味渕久美子教授)

 臨床心理検査の中で、人の能力を数値化して区別するといった批判を受けやすいのが知能検査です。しかしそれは、知能検査のあり方や使われ方が、理解されていないために生じる誤解です。本講義では、知能検査の作られた歴史を知り、知能検査の目的と利用価値、種類、使い方など多面的に理解していきます。実際受講生自身が検査道具に触れてみる、実施方法や採点なども行うといった体験的に学びます。

情報社会論(担当 門馬幸夫教授)

 固定電話からケータイ・スマホへ、パソコンからモバイル・タブレットへ、ネットでの買い物や個人情報漏洩の危険性など、情報社会の与える社会的・心理的影響や情報社会の今後を考える授業です。

 これらについて社会心理学の知見を紹介するだけでなく、身近な例をとおして理解していきます。

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