心理学部 心理学部からのお知らせ

心理学部で何が学べるの?vol.001

2013/07/31 駿大心理で何が学べるの?

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応用心理学Ⅰ(法心理学) (担当 原聰教授)

 刑事裁判では証拠に基づいた心理が行われています。これらの証拠の中で、目撃証言や自白は大変重要な証拠です。しかし、目撃証言は大変歪みやすく、自白も実際には犯行を行っていない人が虚偽の自白をすることがあります。心理学が明らかにした目撃証言の危険性、虚偽自白の分析について学びます。


認知心理学Ⅲ(担当 青山征彦准教授)

 人間の頭の働きについて研究しているのが認知心理学です。この授業では、認知心理学の中でも、とくに記憶について学びます。記憶は、コンピュータでいえばメモリにあたるものですが、メモリがないとコンピュータが動かないように、記憶がないと人間の知的な働きはまったく成り立ちません。それほど記憶は重要な働きをしています。授業では、実際に記憶実験を行ったりしながら、記憶の働きや性質について学んでいます。


西洋文化史(担当 木塚隆志教授)

 人間は死者を埋葬する唯一の動物であると言われています。しかし、死者の葬り方や死についての考え方は、文化ごと地域ごとに様々です。この授業では、中世ヨーロッパの人々が死について、また死後についてどのように考えて生活していたのかを、教会や大聖堂の絵画や彫刻に描かれた地獄や天国の様相、あるいは、墓碑に描かれた死をテーマとする図版などを手掛かりにして、また、その根源である古代の様々な「死の文化」の展開を跡付けながら探っていきます。

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