法学部 法学部からのお知らせ

ご父母向けガイダンスが開催されました

2016/04/29 学部行事

 4月3日(日)の午前中に入学式が行われた後、保証人の方を対象に「法学部のご父母向けガイダンス」が開かれ、多数の方にご参加いただきました。

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黒田学部長の挨拶

 黒田学部長の挨拶、専任教員の紹介に続いて、教務(授業やカリキュラムなど)、学生生活(健康相談室など)、就職および資格試験・公務員学習室について、それぞれ担当する教員から説明がありました。黒田学部長の挨拶を掲載します。

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専任教員の紹介

法学部が目指す教育-新入生の父母の皆様へ

法学部長 黒田基樹

 駿河台大学法学部では、なによりもまず、一人ひとりが、健全で自立した人間として生きていくことを望んでいます。ここで学んで、やがて社会の一員として自ら学び成長し、自分の力を精一杯発揮できるような、自信と元気に満ちあふれた人間になって欲しいと願っています。

 法知識は、社会が複雑になるにつれて、ますます重要になっています。しかしながら、法学部では、すべての法律科目の知識を増やそうというのではありません。何よりも幅広い知識に基づくリーガルマインド(法的な思考方法)を身につけるために、法学の基礎的知識・基礎的素養を学び、法学部で学んだ総合的な力としての学士力(社会人能力)を習得することを目指しています。

 しかしながら、大学における勉強は、高校時代と違って自主的に取り組まなければなりません。特に、新入生の場合には、授業、サークルやクラブ活動、さらにはアルバイトなど、自分で判断して学生生活を組み立てていく必要があります。また、その中で友人や教職員との間であらたな人間関係を創っていくことになります。新入生に希望することは、大学という新しい環境に慣れることです。大学としても、充実した学生生活が送れるように、最初にオリエンテーション・キャンプを予定しています。

 規則正しい学生生活を送るということは、しっかりした目標を持ち、勉強にも課外活動にも取り組むことができることを意味します。その点で、父母の皆様には、ご自分のお子様がどのような生活をしているのかについて、それとなく観察していていただければ幸いです。また、機会があれば、是非お子様と将来の進路についても話し合っていただきたいと思います。

 法学部では、学生の将来の進路にふさわしい科目を用意しています。現在のカリキュラムでは、1年次に重要な法律の基礎知識を習得します。これをもとに、2年次からは、より具体的に将来の希望にあわせて学ぶことができるように、「ビジネス資格コース」、「警察・消防コース」、「法職・公務員コース」の3つの中から1つを選び、各自の進路に適した科目を勉強することができます。

 こうしたカリキュラムを最大限に活用して昨年度の就職率[就職希望者に占める就職者の割合]は98.6%(女子学生については100%)を達成することができました。これは法学部の卒業生全体から見ても84.1%[卒業者に占める就職者の割合]です。また、行政職公務員・警察官・消防官のような公務員も志望者のうち半数近くの合格者となりました。

 4年間というのは長いようで短いものです。新入生も、卒業後の進路を早い段階から見極め、4年後には、立派な社会人として巣立ってほしいと心より願っています。

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