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2016/03/09
中国大使館訪問見学は、1年生と井上ゼミの3・4年生の合計12名が参加しました。大使館では、友好交流部の孫永剛一等書記官に対応していただきました。当日はあいにく小雨が降っていましたが、大使館の中庭などを一巡してから本館二階の応接室へ行きました。外国の在外公館へ入るのは皆はじめてのことなのでやや緊張した様子でした。孫書記官から中国大使館ではどのような仕事をしているのか、現在の両国関係の到達点と問題点などについて説明があり、その後参加学生からの質問に答える形で少し懇談しました。両国の国民同士の交流や相互理解が大切であると再認識しました。
学部デーに参加した学生のレポートの一部をご紹介いたします。
私は今回の学部デーで中国大使館を訪れました。外国の大使館への訪問は初めてだったので貴重な体験でした。まず驚いたのが、周辺の警察官の数の多さでした。在外公館の重要性を考えると厳重な警備は必要だと思いました。
見学内容は大使館の敷地内を見てまわってから、中国の外交官の人の話しを聞くという内容でした。孫書記官の話しを聞いて、中国に対するイメージが大きく変わりました。私は今まで、尖閣諸島問題や中国人の日本でのマナーの悪さなどで中国に対してよいイメージをもっていませんでした。日本と中国のメディアは、相手の否定的な側面を多く取りあげる傾向があります。そのため国民はお互いに悪いイメージを抱く結果になっているのです。歴史認識の問題もまず先入観をもたずに歴史を学ぶ必要があると思いました。
実際に中国に行って確かめていないのに、勝手にメディアの情報だけで悪いと決めつけるのはよくないと思いました。今回の見学を通して、中国にさらに興味を持ったし、中国に行ってどんな国か確かめたいと思いました。