- トップ
- お探しのページが見つかりません。
2016/03/15
生物分類技能検定は環境省の指導により、生物多様性の正しい知識を身につけた人材を養成する目的で2004年から実施されています。検定は4級から1級までの区分があり、自然環境研究センターが認定を行なっています。
2015年度は昨年11月に試験が実施され、経済経営学部 伊藤雅道教授の担当する演習IIの受講生、斉木卓也さんが3級に合格しました。斉木さんは前回4級に合格しましたが、今回はさらに難易度の高い3級に挑戦し、見事合格したものです。
今回の3級の勉強は、過去問を机上の書籍の地層から発掘することから始まりました。それまで、就職活動や卒業論文に追われ、検定のことはすっかり忘れていました。勉強時間も、前回よりも少ない時間をより有効に使わなければなりませんでした。
しかし、いざ勉強を再び始めると、問題を解くと同時に以前勉強したことをまた思い出して来る感覚がしました。まさしく記憶の地層から、知識の化石を発掘していく感じでした。
しっかりと勉強しておけば、しばらくしても忘れることはなく、それが土台となって新たに勉強をする時に役立つことを今回の経験で学びました。