今年の駿河台大学:新たな時代の始まり

新年、明けましておめでとうございます。学生の皆さんは、元気にお正月を過ごされましたでしょうか?

今年も駿河台大学は、「愛情教育」の精神にもとづき「一人ひとりの夢と個性を尊重する教育」を教職員一体となって進めていきます。

教育面では、授業科目の成績はもちろん、「駿大社会人基礎力」の修得状況を具体的に把握し、次のステップに繋げやすくするために、本学で学んだ成果を具体的にわかりやすく示す取組を本格化させます。そのために、双方向、多方向の授業、課題解決に向けた授業など、授業の方法をさらに発展させます。また、レポートの書き方や試験勉強の方法など、学生の皆さんが、「大学での学びの方法」をしっかり身に付けられるよう、昨年からNPO法人のご協力のもとに、学習相談室で相談に応じていただいています。今年はこれをさらに充実させ、それぞれの学生の状況に応じたきめ細かい支援を行います。また、経済面や健康面でさまざまな理由から学習に困難を抱える学生への支援についても、教員や学生支援課などの各部署と連携し、早い段階から個別に対応できるよう、相談・支援の体制を整備することとします。

スポーツ面では、駅伝を初めとする各競技でのめざましい活躍により、大学だけではなく、地域の皆さんをも元気にしてくれています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた活動も徐々に活発になっています。本学としても、スポーツ活動の強化に取組むとともに、スポーツ系新学部の設置に向け、その内容をさらに充実し、スポーツ教育、健康作りによって、地域社会に貢献していくこととします。

本学では、昨年から「北欧文化論」が開講し、市民向けの講座でも北欧をテーマにした講演が行われています。今年は3月にムーミンバレーパークがグランドオープンするのを機に、メッツァでの長期インターンシップ、フィンランドでの研修を始める予定です。今後は、北欧に関する教育・研究をさらに充実し、北欧文化研究の拠点を目指します。

今年は新たな年号による新たな時代が始まる年です。本学も、新しい時代に相応しいさまざまな取組を開始し、学生の皆さんと共に、より一層、活気溢れる大学にしたいと思いますので、どうぞご期待ください。