2011年9月アーカイブ

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 台風12号が去った平成23年9月17日(土)、駿河台大学講義棟4階3404教室で行われた飯能市 市民ボランティア・社会福祉協議会主催の「友だち100人講座」に学生・教職員計13名が参加しました。
 開会の挨拶のあと、心理学部心理学科2年太田聡司さんによる緊張をほぐすゲーム~アイスブレイク~が行なわれました。

 ナンバーコールゲーム―1・2・3・・・と順番に手を叩いていき、ゲームリーダーの「ストップ」の声がかかったときに叩き終わった数の人を集めてグループを作っていくゲームです。太田さんの掛け声のもと、初顔合わせの多い参加者は緊張している中声掛けし、グループ作りをしていました。

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 その後は、本学体育課職員・鈴木猛史さんによる講演「夢は金メダル~ノーマライゼーションの大切さ~」が行われました。
 鈴木猛史さんは、小学生低学年のとき、交通事故に遭い、車椅子生活となりました。その後、福島県猪苗代が故郷ということもあり、スキーと出会います。そしてのちに競技へ参加するように...
 そして、バンクーバーパラリンピックで銅メダルを獲得!その時のメダルを披露していただきました。
 メダルは、想像していたよりも厚みがあり重いものでした。 
 
            
 
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 さて、本日の2つ目のイベント!!
 巨大かるたの作成です。
 5つのグループに分かれ、あらかじめ下書きされた絵の色付けを行いました。
 グループリーダーを中心に1グループ5枚ずつ、お互い助け合いながら使う色を作って塗り、仕上げていきます。

 それをきっかけに色々な話をすることができました。
 昼食のあとは、完成したかるたを使って遊びました。
 
 

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 しっかり遊んだあとは閉会式です。
 駿河台大学代表として心理学部心理学科1年菊田尭人さんは、
「今回のイベントに参加して、地域の方々と協力してものづくりをして楽しかった。また来年も参加して皆さんとまたお会いしたいです。」
と感想を述べました。

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 公の場でのゲームリーダーは初めてだったという太田さんは、
「始めは緊張して不安でいっぱいでした。しかし、参加してくださった皆さんの楽しそうな姿を見て、自分もとても楽しむことができ、良かったと思います。」
と、一日を振り返りました。

 年に1度しかないイベントです。是非次回は今年よりもたくさんの学生さんが参加し、'参加者同士が支えあい、協力し合う身近な"福祉"'を体感していただきたいと思います。
                   

(ボランティアコーディネーター  大塚 真希)

【現代文化学部】教員書籍出版のご紹介

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交換留学生が浴衣体験&茶道体験

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 9月22日(木)、交換留学生7名(ミュンヘン大学、聊城大学、延世大学からの留学生)が、浴衣を着て茶道を体験しました。

 留学生のほとんどは、浴衣の着付が初めてで、各々、好きな浴衣の柄を選んで着ました。正座をして味わう和菓子と抹茶も格別のようでした。

(国際交流課)

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スポーツ講演会を開催しました

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 9月22日(木)10時より第二講義棟4階7401教室において、スポーツ公認団体所属の部員を対象としたスポーツ講演会が開催され、約300名の学生が参加しました。

 当日は、まず吉田恒雄副学長が約30分のハラスメント講習会を行いました。
 その後、4月より本学駅伝部のコーチに就任した徳本一善氏(日清食品陸上競技部)が、自身の選手としての体験及び指導者の視点から約90分、現役競技者に非常にわかりやすい講演を行いました。

 各クラブの主将からの質疑にも回答し、具体的に日々の練習をただ受身的に行うだけでなく、選手間及び指導者も交えていかに「考える」かということについて啓発させられる、実のある講演会となりました。

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左が徳本一善氏

10月1日(土)に行われるオープンキャンパス『模擬授業』の内容をお知らせします。
 オープンキャンパスの集合時間は13時です。事前申し込みは不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

法学部
モノマネは悪いこと?-人間の知的創造力の活かしかた(担当:松平 光徳 准教授

 私たちは、現在、朝目が覚めてから眠るまで、多くの便利なものに囲まれ、また、好きな音楽や映画を楽しんだり、センスのいい洋服や靴を身につけることができる、とても快適で豊かな生活を送ることができます。それは、便利なアイディアを考えだした発明家や才能のある音楽家や映画監督、良い商品を作り続けてきた企業などの努力のタマモノともいえます。

 そのような努力は「知的財産」として法的に保護されていますが、この模擬授業ではとくに、どんなものが発明として保護され特許になるのか、その基本的仕組みについて一緒に考えたいと思います。
 
経済学部
会社の社長に成れる性格とは?-経済学-(担当:湯浅 由一 教授)

 会社の社長に成りたいとの志を持ち、懸命に努力したとしても万人が達成できるわけではないようです。成功して名経営者として高く評価されている人には、ある共通の人生体験および性格があるとされています。何人かの実例を観察することからそれを示したいと考えます。

メディア情報学部
CM編集に挑戦-メディア情報学部の全コースを60秒で紹介-(担当:間島貞幸 准教授)

 この模擬授業では、映像コンテンツの編集を体験します。

 編集素材として用意されているのは、メディア情報学部の3つの専門コースである「映像・音響メディアコース」「図書館・アーカイブズコース」「デジタルデザインコース」の内容を紹介する映像クリップです。20分に及ぶこれらのクリップの中からシーンを選び、音楽や文字を入れて、60秒のCMを制作します。

 この模擬授業を受けるための予備知識は必要ありません。気軽に参加してください。

現代文化学部
コットンワンピ、何個持ってる?-カテゴリー認知を放棄する理由-(担当:油井 恵 准教授)

 問題です。コットンワンピ、あなたは何( )持っていますか?-さて、この問題のかっこの中にあなたは何を入れるでしょう。コットンワンピとは、無論コットンのワンピースのことですが、さすがにこの中に「人」を入れる人はいないはずです。それはなぜなのでしょうか。

 この講義では、同じ世界を見ているはずなのにそれを表現しようと言語を通した途端、その世界が言語によって異なって把握されてしまう有様を日本語を例に用いて考えます。日本人は世界をどのように捉えているのでしょうか。それは何に現れているのでしょうか。そしてそれは、変化しているのでしょうか。さまざまな例を見ながら、一緒に考えてみましょう。

心理学部
青年期の心理的特徴-自分らしさにいたるまで-(担当:永作 稔 准教授)

 「もう高校生なんだから!」
 「まだ高校生のくせに!」

 ときに大人扱いされ、ときに子ども扱いされる。

 それが青年期。

 自分との関係、他者との関係、社会との関係のなかから、自分を収める場所を見つけていく時期だと言われています。

 大人でもない、子どもでもない。
 しかし、かけがえのないこの時期。

 実は、これから進路を選択し、社会にはばたく準備をしようとしているみなさんにとって青年期はとても重要な意味を持っています。

 模擬授業では、心理学の立場からその特徴について解説します。


 9月15日(木)午後5時30分から大学会館4階にて、交換・派遣留学生交流パーティーが開催されました(主催:国際交流委員会)。

 今回のパーティーは、本年9月から本学で留学生活を始める6名の受入交換留学生(ドイツ/ミュンヘン大学1名、中国/聊城大学4名、韓国/延世大学1名)の歓迎を目的として行われました。

秋季交換留学生交流パーティー1

 
 交換留学生は、趣味や留学のきっかけ、日本での抱負など、来日間もないとは思えないほど、流暢な日本語で自己紹介をしました。
 当日は、川村正幸学長、佐古年穂副学長・国際交流委員長をはじめ、学生・教職員ら約70名が参加し、盛況な会となりました。

秋季交換留学生交流パーティー2


 また、料理教室や茶道体験など、様々な日本文化を体験できるようご支援いただいております飯能市国際交流協会からも多くの方々がかけつけてくださり、親睦を深めることができました。

秋季交換留学生交流パーティー3


 受入交換留学生が8月下旬に来日してから、早いもので半月が経過しました。来日して間もなくして行われた大阪・神戸への留学生旅行(学生委員会主催)に参加して駿大生と交流を持つなど、まだ秋学期からの授業が始まっていないとはいえ、すっかり駿河台大学での生活にも慣れたことでしょう。
 なかには、当初予定していた4月からの留学が震災の影響で9月に変更となった受入留学生もいます。彼女たちにとっては、この半年間、「待ちに待っての留学」なのかもしれません。念願叶って実現した日本への留学です。半年または1年間という限られた時間ですが、それぞれに与えられたチャンスの時間を有意義に過ごして、大いに留学生活を満喫してもらいたいものです。

国際交流課

被災地支援ボランティア参加者募集

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 駿輝祭の期間中に東日本大震災の被災地支援ボランティアを計画しています。大学ができる社会貢献活動の一環として少しでも被災地のお役に立ちたいと思っています。また、参加される皆さんにとっても貴重な体験となることと思います。大学関係者の皆さんの参加希望をお待ちしています。
 〇前回の被災地支援ボランティアの様子はこちら

1.実施日時

 駿輝祭の前日準備日から後片付け日までの3泊4日

 10月21日(金)大学出発 仙台ホテル宿泊(2人部屋)
 10月22日(土)8時出発、8時半過ぎ現地着、ボランティア活動 仙台ホテル宿泊(2人部屋)
 10月23日(日)8時出発、8時半過ぎ現地着、ボランティア活動 仙台ホテル宿泊(2人部屋)
 10月24日(月)8時仙台出発、15時大学着
  * 大型バス1台とワンボックスタイプの乗用車1台で移動予定。

2.受け入れ先(予定

 七ヶ浜町災害ボランティアセンター(宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9生涯学習センター内)

3.活動内容例

 ①本部片づけ ②写真洗い ③お楽しみ会補助・傾聴ボランティア ④松林整備(含むチェーンソー)
 ⑤海岸清掃 ⑥公園整備 ⑦個人宅清掃・瓦礫撤去・草むしり・砂土排除
  * 8月20日に七ヶ浜町災害ボランティアセンターで募集のあった活動内容です。実際の活動内容は、当日の受け入れ先の状況により変わります。また、天候や余震の影響により、中止になる場合もあります。

4.募集定員

 35名

5.応募資格及び条件

(1)駿河台大学の学生、教員、職員
(2)4日間の日程全て及び説明会に参加可能であること。
(3)家族の了解を得ていること(未成年者は、保証人の承諾が必要)。
(4)スタッフの指示に従い団体行動をとること。

6.参加費用

 参加費用は無料。父母会のご援助により、交通費、宿泊費、保険費用等の個人負担は必要ありません。
 ただし、3泊4日の活動期間中の飲食費等を用意してきてください。

7.参加準備

 通常の3泊4日の旅行準備と活動時の服装を自分で用意してください。

 活動時の服装:
 ・長袖のトレーナー等と厚手の作業ズボン(汚れたり破れたりしても良いもの)
 ・長靴(踏抜き防止機能付きが望ましい)
 ・水筒又はペットボトルホルダー
 * その他ヘルメット、手袋、マスク、ネームプレート等は、大学で準備します。

8.申込方法

 学生課に参加申込書を用意してありますので、必要事項を記入し、提出してください。申込多数の場合は、選抜・抽選となります(ボランティア経験の有無や学年バランス等を考慮して選抜します)。

以上

 現代文化学部3年 海藤 峻

 7月中、私は学生課から被災地に行ってみないかという誘いを受けた。東日本大震災からだいぶ時間が経ち、現地も落ち着いてきているようであったし、私も東北地方の出身者として被災地にボランティアに行けないだろうかと考えている中での誘いだったので、断る理由もなくボランティアとして被災地に行くこととなった。

 今回参加したのは、大学教職員、学生合わせて12名、19日に出発し、20日に七ヶ浜町にてボランティア活動、21日に埼玉に戻ってくるという、2泊3日のスケジュールであった。

 ボランティア当日、私たちが仙台市から七ヶ浜町に向かっている途中、ふと目に入ったのは、畑の中にまだ散乱している瓦礫や、壊れて動かなくなってしまった車などであった。震災直後に報道されていた映像より片付けられてはいたが、それでもまだ大量の残骸が残ったままなのである。そして、七ヶ浜町のボランティアセンターに到着し、周りを見渡してみると、丘の上にある大きな瓦礫の山に気付いた。撤去はされたものの未だに処分できない瓦礫が一か所に集められていたのである。現地はまさに復興の途上であった。

 その日のボランティアの仕事は、瓦礫の撤去、集会所での交流、ボランティアセンター本部手伝いの3つあり、それぞれに分かれて仕事をすることになった。私は津波で流されてしまった家の跡地にまだ残っている瓦礫の撤去をすることになった。現場に行ってみると、その周辺には家の基礎しか残っておらず、高台にある家も一階部分が破壊されてしまったような家がほとんどであった。今回の地震や津波の被害を目の当たりにして、胸が締め付けられるような、そんな気持ちを抱きながら作業にはいった。草むしりから始まり、基礎が確認できるようになってから、砂に混じったガラス片などの瓦礫の撤去に取り掛かったのだが、料理で使われるおたまなどの生活用品が多く見られ、それまで当たり前に存在していた生活が一瞬で失われてしまったのだということを強く感じた。作業が進み、だいぶきれいになったが一日で終わる量ではなく、2日から3日にかけて片付けるとのことだった。

 私たちは残念ながら1日しか参加できなかったが、中には1週間以上滞在してボランティア活動をしている人もかなり多いのだと聞いた。今回参加してみて、津波が奪っていったものと、そこから再興しようとする人々の強い気持ちを見ることができた。短時間しか活動に参加できなかったことがとても残念でならないが、また行くことができるなら、再興をはたすために協力できることがあるなら、私は何度でもボランティアとして被災地に行きたいと強く感じた。

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ボランティアセンター

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散乱する瓦礫(流された家や車)

 本学卒業生の矢澤一輝さん(平成22年度文化情報学部卒)が、スロバキアで開かれているカヌーのスラローム世界選手権男子カヤックシングルで、国・地域別の順位を13位とし、来年のロンドンオリンピック代表に内定しました。

 今回の世界選手権では、男子カヤックシングルは15位以内に入った選手の国や地域にオリンピックの出場枠が与えられます。
 矢澤さんは、男子カヤックシングルの準決勝で20位となって、決勝には進めませんでしたが、国・地域別の順位では13位で、オリンピックの出場枠を獲得しました。日本カヌー連盟では、ロンドンオリンピックの代表について、出場枠を獲得した選手をそのまま代表とすると決めていることから、矢澤さんは、北京に続いて2大会連続でオリンピック代表に内定しました。

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2008年北京オリンピックでの矢澤さん

 矢澤一輝さん北京オリンピック関連の『駿河台大学ニュース』

 ・2008年5月19日号1面「矢澤一輝君北京オリンピック出場決定!!」

 ・2008年7月11日号1面「今までで一番良い成績を狙う オリンピックへの抱負を語る矢澤一輝君」

 ・2008年9月26日8面「矢澤一輝君 北京オリンピックに挑戦した夏」

成田憲彦教授が内閣官房参与に就任

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成田憲彦教授

 
 本学、前学長の成田憲彦教授が9日付で内閣官房参与に就任しました。

 内閣官房参与は、内閣総理大臣(首相)を補佐する機関である内閣官房における役職の一つで、首相の相談役ともいえる役職であります。

 成田憲彦教授の略歴等につきましては、こちらをご覧ください。

【法科大学院】平成23年新司法試験の結果について

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 第7回全日本学生ラート競技選手権大会が茨城県立中央青年の家体育館で3日(土)〜4日(日)に開催され、本学学生が初出場をしました。大会には、筑波大学、中京大学、名古屋芸術大学、琉球大学、松本大学、恵泉女学園大学、そして駿河台大学の7校、約40名が参加しました。

 今年度ラートサークル(正式名:グルグルラートワールド)を立ち上げ、この大会を目標に練習をしてきました。出場したのは、加藤由果選手(現代文化学部2年)友成萌選手(メディア情報学部2年)です。体操経験者ではない二人ですが、日々の練習に真剣に取り組み、大会に出場することができました。

 女子直転の部(予選26名出場)で友成選手が5,70点で予選13位、加藤選手が5,40点で予選16位でした。予選落ちで残念ながら決勝には進出できませんでしたが、日頃の成果を存分に発揮した見事な演技でした。

 また次の目標に向かいながら、今以上にラートと共に優雅にそしてダイナミックに動けるように練習を積み重ねたいと思います。

 ラートサークルは、運動経験に関係なく誰でも参加できる運動サークルです。ぜひ、興味のある方は、一度体験に来てください。

(ラートサークル顧問 現代文化学部講師 檜皮貴子

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9月17日(土)に行われるオープンキャンパス『模擬授業』の内容をお知らせします。
 オープンキャンパスの集合時間は13時です。事前申し込みは不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

法学部
迷惑施設がやってきた-住民よ、どう戦う?-(担当:倉島 安司 准教授

 関東平野のはずれにある、H市の閑静な住宅街。40年近くまじめに働き、退職後は少し交通の便は悪くてもいい環境で第二の人生を送ろうと、都心から離れた場所に家を買って移り住んできた老夫婦。都心より空気も環境もよく、ハイキングやゴルフに行くにもいいと、この住宅地がすっかり気に入った二人は、退職金も貯金もほとんど使い切ったけれどこの町に来てよかったと、喜んでいました。

 ところがある日、隣の古い何軒かの家の取り壊しが始まり、敷地の前に、『近日開店、出玉の殿堂・パーラー○○○』と、派手な看板が立ちます。自宅の隣が、いきなりパチンコ屋になるというのです。こんな住宅地の真ん中に、そんな店を作っていいのか。建設現場にやってきた、業者らしき人たちに聞いても、「ちゃんと行政の許可は取ってます」の一点張り。

 さあ、このご夫婦に、快適な関東郊外での生活を守るための、法律を武器として戦うすべは残されているのでしょうか?!

経済学部
地域経済とブランド戦略 セトモノの再生-経済学-(担当:大森 一宏 教授)

 現在の日本が直面している大きな課題の一つが、不況の克服であることは間違いありません。経済の成長を牽引するのは企業であり、あるいはそれらをひとまとめにした産業です。企業・産業の競争力を回復し、不況を克服することが求められています。その場合、競争力を獲得するために必要とされているのは、新しい事業を次々と起こし、独自な技術を用いて、他国・他地域にはない製品を生み出す力だと思います。そして現在では、そうした事業・製品を生み出す場として、地域に注目が集まっています。

 つまり今の日本では、地域レベルでみた新製品、あるいは新しいブランドの構築力が問われているのだとも言えます。それでは、ブランドとは何でしょうか。あるいはどのようにしたらブランドを築くことができるのでしょうか。授業ではセトモノを事例にこの問題を考えていきたいと思います。


メディア情報学部
CM編集に挑戦-メディア情報学部の全コースを60秒で紹介-(担当:大久保 博樹 准教授)

 この模擬授業では、映像コンテンツの編集を体験します。

 編集素材として用意されているのは、メディア情報学部の3つの専門コースである「映像・音響メディアコース」「図書館・アーカイブズコース」「デジタルデザインコース」の内容を紹介する映像クリップです。20分に及ぶこれらのクリップの中からシーンを選び、音楽や文字を入れて、60秒のCMを制作します。

 この模擬授業を受けるための予備知識は必要ありません。気軽に参加してください。

現代文化学部
ヒトの動きを科学的に観る-スポーツ活動の動作分析-(担当:久我 晃広 准教授)

 人間の運動は骨格筋によって生み出されます。骨格筋は化学的エネルギーを力学的エネルギーに変換する組織であり、自動車にたとえればまさにエンジンに相当します。また骨格筋は運動神経から興奮が伝わることによって活動しますが、このときに活動電位が生じます。この活動電位を皮膚表面で記録したものを表面筋電図といい、筋活動の観察や評価に利用されます。

 模擬授業では人間の運動中の筋電図を測定し、筋がどのように活動しているかを観察します。人の動きを科学的な視点で解明してみましょう。

心理学部
性格ってなんだろう-パーソナリティの心理学-(担当:岩熊 史朗 教授)

 「性格」とは何でしょうか?

 私たちは、自分や他人の性格を知るためにずいぶん努力をしています。家族や友だちのことを理解するため、何とか性格をわかろうとするものです。また何か問題が起こったときや将来を考える際には、自分の性格について考えます。

 しかし、他人の性格はなかなかわかりません。それどころか、自分の性格でさえ、考えれば考えるほどわからなくなります。

 それもそのはずで、性格は見ることも触ることもできないものです。そのようなものがわかることの方が不思議です。もしかしたら、性格なんてどこにもないのかも知れません。

 この授業では、見ることも触ることもできない性格を、心理学ではどのように捕まえようとしているのかについてお話しします。

【現代文化学部】国内添乗研修が終了しました

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平和中島財団 日本人留学生奨学生募集

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 海外の大学に留学を希望する日本人で学業、人物ともに優れている人を対象とした奨学生を募集しています。応募書類が必要な学生は、学生課へ取りにきてください。

 募集期間:平成23年9月1日(木)~10月31日(月)
 
 応募資格や応募書類につきましては、こちらを確認してください。
 参考:平和中島財団ホームページ 

平成24年度本多静六博士奨学金の募集について

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 埼玉県農林部森づくり課より、平成24年度採用本多静六博士奨学金について募集がありましたので、ご案内します。

1 出願資格:
 高校在学時に埼玉県内在住で、大学院・大学・短期大学・専修学校専門課程の入学希望者、又は、在学者で、学部1年生は高校での成績が評定平均3.3以上の者。学部2年生以上の者は学内で上位1/2以内の者。

2 貸与月額:30,000円(無利子)

3 貸与期間:平成24年4月分から正規の修業期間

4 申請締切:平成23年11月18日(金)

 ※募集要項は学生課で配布します。
 ※出願の際は、本人等が記入する書類のほかに「推薦書」が必要です。事前に学生課宛に推薦書の記入を依頼してください。
 ※他団体の育英奨学制度と併用できます。

5 返還について:貸与終了後、在学しなくなった年度の翌々年度から貸与期間の2倍の年数の期間で全額返還。

問い合わせ先:学生課(第2講義棟1階)

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